続・切腹ごっこ

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描く時、描かない時

2007-01-30 | ★男の切腹+グロ

 流血表現を。
 僕がワイシャツ姿で切腹する少年を描き始めたのは、そういうイラストが見つからなかったからだ。「“欲しいけど無いもの”は自分で作ればいい」という基本的な考え方と、自分は絵が描けるという思い込みがそれを後押しして描き始めることになった。だから人が描かない絵を描いてこそ描く意味があるとも思っている。
 例えば、普通のエロ絵なら自分以外で描く人はいっぱいいるし、僕の好きなシチュエーションを描いてくれる絵師さんも多い。なのでエロ絵をわざわざ描く必要もないのだが、流血関係の方は自分の好きなシチュエーションを描いてくれる人はごく少数だ。だから描く必要があると思っている。(最近新作描いてないけど‥。)

 前置きが長くなったけど本題はこれから。流血イラストを描き続けていると、なぜかときどき血も疵口もないイラストを描きたくなることがある。エロ絵っていうわけじゃなくて、切腹の直前だったり、流血を匂わせる雰囲気のイラストだったりする。流血表現があった方が一般受け(切腹流血猟奇系が好きな人達の大半の人、という意味)するんだろうとは思うし、切腹絵(他人が描かないもの)を描いてこそ意味があるとも思うんだけど‥、なぜかときどき流血じゃないものを描きたくなる。
 自分にとって流血絵は、美味で
味の濃いメインディッシュなのかもしれない。好物だからよく食べるけど食べ続けると胃もたれする。サラダとか箸休めみたいなものが欲しくなる。それにあたるのが血のないイラストなのかもしれない。
 
 長くなりそうなので
次回に続く→

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