2010年7月6日(火) 夕方、宅配便が届いた。 その中身は、一冊の本である。
『海女』中村由信写真集、解説/宮本常一。 昭和53年にマリン企画が発行し、宮本常一が解説している写真集である。
2500部の限定出版であり、今では見られない貴重な海女の写真が収められているため、宮本常一ファンの間ではとても希少かつ貴重な文献の一つとなっている。
***
今回、幸運にも手に入れることができた。
Amazonの古書で検索しても、2万円以上する高価な希少本であるが、なんと本体価格7,000円で入手。
当時の定価が9,500円だから、定価より安く手に入れることができたことになる。 それも新品、いわゆるデッドストックというやつである。
興奮もさめやらぬまま、歴史を感じさせる紙包みを開封。 ワクワク、どきどき。
厚紙の箱から取り出し、本を開くと、まさにこれは新品である。 人の手に触れた古本とは違う、まっさらの感触。 なんとすばらしい!
震える手でパラパラとページをめくると、興味をそそられる写真が次から次へと現れる。 ああ。。。 感涙。
***
さっと目を通した中で、目を引いた一文だけ簡単に紹介しておく。
<以下、引用>
舟の上で焚火を囲んで、汗の出るまで暖をとる。
若い海女たちは村の若い衆のウワサ話に花を咲かせ、何の屈託もなく再び青い海へ飛び込んでゆく。
<引用終り>
うーん、これはまさに女子会の光景にそっくりじゃあないか。 今も昔も、人の本質って変わらないのだなあ。 納得。
***
それにしても、まさか本当にこの本が自分の手に入るとは。 『旅する櫂伝馬』に始まり、今年は様々な出会いに恵まれているなあ。 感謝。
『海女』中村由信写真集、解説/宮本常一。 昭和53年にマリン企画が発行し、宮本常一が解説している写真集である。
2500部の限定出版であり、今では見られない貴重な海女の写真が収められているため、宮本常一ファンの間ではとても希少かつ貴重な文献の一つとなっている。
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今回、幸運にも手に入れることができた。
Amazonの古書で検索しても、2万円以上する高価な希少本であるが、なんと本体価格7,000円で入手。
当時の定価が9,500円だから、定価より安く手に入れることができたことになる。 それも新品、いわゆるデッドストックというやつである。
興奮もさめやらぬまま、歴史を感じさせる紙包みを開封。 ワクワク、どきどき。
厚紙の箱から取り出し、本を開くと、まさにこれは新品である。 人の手に触れた古本とは違う、まっさらの感触。 なんとすばらしい!
震える手でパラパラとページをめくると、興味をそそられる写真が次から次へと現れる。 ああ。。。 感涙。
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さっと目を通した中で、目を引いた一文だけ簡単に紹介しておく。
<以下、引用>
舟の上で焚火を囲んで、汗の出るまで暖をとる。
若い海女たちは村の若い衆のウワサ話に花を咲かせ、何の屈託もなく再び青い海へ飛び込んでゆく。
<引用終り>
うーん、これはまさに女子会の光景にそっくりじゃあないか。 今も昔も、人の本質って変わらないのだなあ。 納得。
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それにしても、まさか本当にこの本が自分の手に入るとは。 『旅する櫂伝馬』に始まり、今年は様々な出会いに恵まれているなあ。 感謝。