あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 珍しくシーカヤック仲間との『とびしま海道』泊付きツーリング

2019年02月24日 | 旅するシーカヤック
2019年2月23日(土) この週末は、俺としては珍しく、シーカヤック仲間であるUさんとの泊付きツーリング。
目指すは、俺のホームグラウンドの一つである、とびしま海道。

Uさんによると、とびしま海道あたりで漕ぐことはほとんどないそうなので、今日は俺がご案内。

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少し風はあるものの、漕げない状況ではない。

ただし今回はUさんが、普段乗り慣れていない細身のシーカヤックを借りてきているという事もあり、風の影響をあまり受けないエリアでのお散歩ツーリングプランとすることに。

防寒対策をして、海に漕ぎ出した。

『まずは右岸寄りを漕いで、あの先にある橋を目指しましょう!』

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夏のシーカヤック教室以外では、ほとんど人と漕ぐことがないソロ派の俺であるが、ごくタマには、気心の知れた仲間との漕ぎも良いものだ。

昼過ぎにかけて上げ潮なので、基本的には潮に乗って漕ぎ進むことができるのだが、このあたりはいくつも小さな島があり、水路も複数あるので、なかなか複雑な潮の流れがある。

そんな『海の道』を見極めながら、効率の良いルートで漕ぎ進む。


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橋を越えると、バウを西に向ける。

潮止まりが近いので、今日は穏やかだが、このあたりの潮流は早いので、注意が必要なスポットである。
小さな島を回りこみ、前から休憩ポイントとして目をつけていた場所に上陸する。

ここは眺めも良く、シーカヤックも揚げやすく、絶好の休憩場所である。

『じゃあ、昼飯にしましょう』
俺は温かいお茶とコンビニで買ったむすび弁当、Uさんはラーメンとおにぎり。
『ごちそうさまでした』


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ここからは、大長〜御手洗側の岸辺を漕ぎ戻る。
途中で漁船が近づいてきた。
先に行ってもらおうとカヤックを漕ぐ手を止めると、船のおじいさんが手招きしている。
手には、ポンカンが。

『これ、あげよう』と、船から二つのポンカンを投げていただき、『ありがとうございます』

思いがけない、嬉しいお土産。


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浜に戻り、シーカヤックをカートップして、大長のいつもの店で買い出しを済ませ、今日の宿へ。

お世話になるのは、『あびの宿』
前から気になっていた宿なのである。

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少し早いので、しばし集落を散策。









なかなか良い雰囲気である。

夕方になると、お風呂に入り、鍋で乾杯!

ビールを飲みながら、楽しい四方山話に花が咲く。

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翌朝は、風が強かったので予定していたツーリングは諦め、ドローンでのお試し撮影のみに。

『お疲れ様でした。 また一緒に漕ぎましょう』

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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