あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 台風の影響が残る週末は、地元で両城の200階段〜川原石を散策

2019年10月13日 | 旅するシーカヤック
2019年10月13日(日) 遠く離れた地域を通り過ぎた台風ではあったが、ここ呉でも未だに強風が残っている。
まだシーカヤックキャリアとなるクルマが手元にないこの週末は、せっかく晴れたので地元のエリアを散策することに。

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家からバスに乗り、妻と連れ立ってまずは呉駅まで。
そこからは、歩いて三条へと向かう。

青空に秋の雲。
少し歩くと、三条の商店街である。

ここも、以前の賑わいの微かな名残は残しているものの、シャッターが閉まったままのお店が多いのは残念である。

呉駅からもそれほど離れておらず、便利な場所だとは思うのだが、こういう空き店舗や駅近のエリアを再び輝かせる良いアイデアはないものであろうか?

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歩いていると、かつての銭湯と思われる建物を発見。

今日の目的である、両城の200階段も近いようだ。

この辺りからは、その200階段を眺めることができる。


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小学校があったので、少し立ち寄ってみる。

この学校には、立派な木が植わっている。

この木は、ここの小学校の素晴らしいアイコンになっているなあ。
卒業生がここに来ることがあれば、この木を眺めることで、昔のあの時間に戻ることができるのであろう。。。

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創立時から残っているという、石の門。

その由来が記されている碑も残されていた。

驚いたのは、石が並べられた庭園。

どうやらこの小学校の名物の一つらしい。

なかなか新鮮な発見であった。


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商店街には、こんなスポットが。

不思議なお面も。


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いよいよ、200階段である。

確か10年くらい前にも、妻と次男と一緒に散策した覚えがあるのだが、かなり前なので記憶は定かでない。

入り口は、こんな感じで結構狭い。
ゴミ入れは、昔懐かしいコンクリート製。

『そうそう、昔はこんなゴミ入れだったよなあ』

煉瓦造りの壁。

急勾配の階段。

これは、年になったら厳しいよね。

上まで登ると、呉市内が一望できる。

駐車場は、平地が少ないエリアにしては思ったよりリーズナブルな料金設定。


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こんな車も発見。

確かにこんな狭い道の上にあるエリアなら、超小型モビリティって、リアルかもしれないなあ。

ここからは、しばし上のエリアを散策してみる。

こんな階段もあるんだなあ。

十数年前に、急傾斜地の多いこのエリアから住宅を移す事業が行われたらしい。

この階段とその近くにあるかつての居住地跡をみると、移転事業の意味が理解できる。

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少し引き返し、河原石側に向かってしばし散策。

芸予諸島の眺望が楽しめる山道を歩き、

こんな裏道も観察しつつ、

少し風はあるものの、日差しが心地よい秋の散歩を楽しんだ。


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ここからは、ようやく下りの道へ。

坂の上の方に残っていた、清涼飲料水の自動販売機。

かつては、坂を歩いて登ってきた人が、喉の渇きを癒していたのかもしれないなあ。

通学路の標識。

防犯のために設置された器具。

懐かしい、チチヤス特別牛乳の看板。

ようやく、呉線のところまで下ってきた。


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これまた、かつての銭湯跡。

魚屋さんの屋外冷蔵装置。

良い風情の残る建物。


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いつもは車で通り抜ける場所も、歩いて散策すると新鮮な気持ちである。

井戸のポンプ。

ここにも、銭湯の跡が。。。

こんな公共スポットもあるんだなあ。


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駅前の、そごう跡にはこんな絵が。

今日歩いてきたエリアの現状を考えると、呉市にとっては、今更ながらの駅前の開発よりも、優先的にやることがあるように思われるのだが。。。

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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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