あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: とびしま海道_野宿&SUP旅

2020年09月26日 | 旅するシーカヤック
金曜日は午後休とし、SUPを積んだマツダ6で、とびしま海道へと向かう。
朝から雨が降っていたが、昼過ぎには雨も上がり、時折パラパラと降る程度にまで治まった。

東屋の下が空いていたので、今日はここをお借りすることに。

調理道具や野宿道具をテーブルにセットすると、まずはお昼ご飯。

今回の野宿では、食材一式を家から持参し、ビールと焼酎のみを島で購入。
お昼ご飯は、熊本棒ラーメンと、簡単チャーハン。

この棒ラーメンはお気に入りで、時々家でも食しているのだが、今日はチャーシューとシナチクのセットも持参したので、ちょっとだけ豪華。
これに紅生姜を入れると、完成である。

また家から持参した冷やご飯は、温めたスキレットにオリーブオイルをたらし、ご飯を投入して、焼肉のタレで味付け。
焼肉のタレには、家を出るときに、チューブのニンニクと一味を加えてきている。
このなんちゃって焼肉のタレチャーハンが、超簡単なのだが、何とも美味いのである。

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食後は、先日手に入れてきた『ゆずきち』をオピネルのナイフでカットして、焼酎を楽しむ。

いつもキャンプでお世話になる『いいちこ』をコップに入れ、ゆずを絞り込み、炭酸水をシュワワワワー!

グビリ、グビグビ。 『うん、旨い!』

kindleで木枯らし紋次郎を楽しみながら、焼酎をグビリ。

一週間の仕事を終えた、週末の至福のひと時。

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午後のつまみは、ポールウインナー。

家から持参したマヨネーズにブラックペッパーも加え、これにもゆずきちをちょっとだけ絞り込む。
『おお、ゆずを絞り込んだマヨネーズは、なかなかポールウインナーに合うなあ』

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夕食はカレーをメインに、家から持参してきた冬瓜の煮物や野菜鍋。

野宿で食べるカレーの、何と美味しいことよ!


夜は、旅人(たびにん)気分で、テントを張らずにマットとシュラフで野宿。

今回は、キャンプ用のコンパクト枕を自作して持参した。

家にあった、使っていない枕のパイプを、100円ショップの小さいランドリーネットに詰め込んだ、小さなキャンプ専用枕である。

夜中にシュラフの上をゴキブリが這い回ったのにはさすがに目覚めてチョット驚いたが、夏も終わって涼しくなり、快適な枕もあって、心地よい夜を過ごすことができた。

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目覚めた土曜の朝は、少し曇り気味。

風もあって、『今日はSUPは無理かなあ?』
コンロでお湯を沸かし、キャンプ朝食の定番、うどんでお腹を満たし、体を温める。

道具を片付け、クルマにパッキング。

風のないスポットを探して移動することに。
下蒲刈までくると、風もなく漕げそうな感じである。

カートップしていたSUPを降ろし、着替えて準備完了。

誰も居ない静かな浜から、漕ぎ出した。

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海は穏やかで、今日は潮も弱く、朝のお散歩パドリングにはぴったりのコンディション。

久々の漕ぐ感覚を楽しみながら、海の上を歩く。

SUPが良いのは、シーカヤックより軽くて手軽に海に出られるところ。

荒れた海や遠出、荷物を積んでのキャンプツーリングにはあまり向かないが、この手軽さと高い視点からの眺め、そして純粋に漕ぐことを楽しめる良さがある。

久々の朝のお散歩漕ぎを楽しんだ。


***

三密とは全く無縁のお気に入りスポットで、野宿と久しぶりとなるSUPを堪能。
またまた、最高の週末である。

『浮世の難しいしがらみは、あっしには関わりのねえことでござんす。 御免なすって』

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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