あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 『牛タンの太助』、『弘寿司』、『せり鍋のいな穂』を楽しんだ仙台旅

2022年12月11日 | 旅するシーカヤック


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2022年12月1日(木) この週末は、妻と二人で仙台へ。
ANAのマイルが貯まっており、本当はお気に入りとなったミャンマーのヤンゴンを3度目の再訪を果たしたいところなのだが、思ってもいなかったクーデターに加え、他の地域を含めてコロナ禍でマイルを使った海外放浪旅もままならないので、妻が行ったことがないということで前からリクエストされていた仙台へ旅することにしたのである。
金曜日を有給休暇とし、木曜日の夜の飛行機で仙台へ。


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12月2日(金) 今回泊まったホテルチェーンの朝食は、どこで食べてもほぼ一緒なので旅感がなく、今朝は早朝から営業されている地元の立ち食い蕎麦屋さんへ。

『そばの神田』 朝から大勢の人が、ここで朝そばを食べている。

ここの『朝そば』は、温玉ほうれん草入りで、なんと380円也。 激安である!

美味しい蕎麦でお腹を満たすと、観光へ。


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るーぶるバスで、まずは瑞鳳殿へ。









静かな雰囲気の中、ここではまだまだ紅葉を楽しむことができた。

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再びるーぶるバスで、仙台城跡へ。

ここからの眺めは抜群。

伊達政宗像は、修繕中とのことで見ることはできなかった。


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ここからタクシーで、お昼ご飯を食べるために仙台市内に戻る。
ネットで見つけていたホテル近くの牛タン屋さんまでお願いしたのだが、なんだかタクシー運転手さんのレスポンスに違和感が。
移動の車中で様々お話を伺っているうちに、運転手さんのおすすめは別の店であることが判明。
『スミマセン。 じゃあ、その店に送っていただけますか』
そこからは、運転手さんの牛タンに対する熱い話が繰り広げられた。
『いやあ、その店でいただくのが楽しみです』

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送っていただいたのは、『太助』
仙台牛タンの元祖なのだとか。

早めに到着したので、幸運にも2番目に並ぶことが出来たのだが、その後行列は伸びるばかり。
『うん、やっぱり人気なんだなあ』

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ここの牛タン定食は、牛タンの枚数だけの違い。
妻は4枚、私は5枚でお願いした。

積み上げられた牛タンの塊から、一枚一枚取り出して炭火で焼かれていく。

『いただきます』
『おお、これは香ばしくて柔らかくて、本当に美味しいなあ』

ビールをグビリ、牛タンをパクリ。

ビールの後は日本酒をグビリ。
『ごちそうさまでした!』 タクシー運転手さんのおすすめに従って、本当に大正解であった。

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午後は、晴れてきたのでJRで松島海岸へ行くことに。

木々が多く、美しい仙台市内。

松島海岸で、しばし散策。

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まずは瑞巌寺へ。









とても荘厳で良いお寺であった。

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観光船で、松島湾を一周。





ここは波も穏やかだし、島も多くて、シーカヤックツアーをやるには絶好の場所であるなあ。

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ずんだ揚げパン。


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ホテルに戻り、一休みするとタクシーで弘寿司さんへ。
今回の旅の食は、ここがメインである。

カウンターに座り、ご主人の説明を伺いながら、美味しいつまみと寿司をいただくことが出来る。

サンマが良くないということで供された、イワシ/鰯の刺身が絶品!

『いやあ、驚きました。 イワシの概念が変わりました』

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しっかりとした技術、築地で磨いたという食材の目利き、そしてお客さんに楽しんでもらおうという遊び心があり、四方山話を楽しみながら、最高の食経験をさせていただくことが出来た。
『ご馳走様でした! また来ますね』

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土曜日の予定は決めていなかったので、天気予報とグーグルマップを見ながら、女川へ行くことに。

ハイブリッドディーゼルカーで、まずは石巻へと向かう。

石巻へは仕事で来たことがあるが、女川は初めてである。


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石巻から女川への列車まで、たっぷり時間があるので、しばし町を散策し、スーパーの休憩スポットでコーヒーを飲んで休憩。

女川ではICカードが使えないということで、ICカードの乗車履歴をキャンセルしてもらい、改めて切符を購入した。

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ここからは、1両編成の、のんびりまったり列車旅。

女川駅に到着すると、駅ナカの温泉へ。

温泉から出ると、海まで歩いてみた。

海のそばには、東日本大震災遺構として、旧女川交番が残されていた。
最初は写真を撮っていたのだが、歩きながら震災の記録を読み進むうちに、なぜか涙が溢れてきて写真を撮ることが出来なくなってしまった。
本当に、想像することが出来ないような恐ろしいことが、ここで起きたことを想うと胸が締め付けられる。

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港には、瀬戸内海では見ないような漁船が。

これはサンマ漁の船であろうか?

海洋文化好きの血が騒ぐ。

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今日のお昼ご飯。

はらこ飯釜飯定食と寿司を、妻とシェアしていただいた。
食後にしばし散策し、再びここに戻って牡蠣と地酒。


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仙台市内に戻り、ビルの無料展望台へ。

今日の晩御飯は、せり鍋で有名な『いな穂』さん。

人気店のようで、予約なしではなかなか入れない模様。

季節ごとに異なる鍋が楽しめるようだ。

冬はセリ鍋。

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お通しが美味しいので、かなり期待できそうである。

ビールの後は日本酒。

白ネギ焼き。

初めてみる、ビワミンという九州の健康酢の焼酎割りもいただいてみた。

そして、セリ鍋。

本当にセリだけを、根っこまで食べるのである。

〆は雑炊。

『いやあ、美味しかったなあ』
今回の仙台飯プランは大正解であった!

帰りには、展望台に立ち寄って仙台の夜景を楽しんだ。


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『牛タンの太助』、『弘寿司』、『せり鍋のいな穂』を楽しんだ仙台旅。 最高であった!

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 風早の『いろは』で牡蠣三昧 & 庄司沙矢香/ジャンルカ・カシオーリ『ヴァイオリンとフォルテピアノで奏でる18-19世紀』

2022年12月11日 | 旅するシーカヤック
2022年12月9日(金) 仕事を午前中で切り上げ、バスとJRで風早へと向かう。

曇り空の冬の平日は、JR車内も閑散として、芸予諸島の海を眺めながらの静かな列車旅を楽しめる。

風早駅に到着。
ここにJRで来るのは、この冬もう3度目となる。

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今日の目的地は、『いろは』さん。

前回訪れた時は、まだ海水温が高いということで、残念ながら牡蠣をいただくことができなかった。
今回は、前日の電話で牡蠣が供されていることを確認済み。

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まずは瓶ビールをお願いし、『牡蠣天と、生牡蠣は何がありますか?』

『生なら、酢牡蠣か本当に何もつけずに食べる生牡蠣があるよ』
『じゃあ、その何もしていない生牡蠣をお願いします』

ビールをグビリと飲み、生牡蠣をいただいた。
『あ、これは美味しいですね。 まるで海を食べているようだ!』

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続いて牡蠣天。

俺は最近、カキフライより牡蠣天派に転向した。
牡蠣天は、牡蠣そのものの味を楽しむことができるのである。
『塩、いただけますか』
『じゃあ、この塩を出してみようか』

塩をパラリと一振りし、牡蠣天をパクリ。 『おお、やっぱり塩で食べるのが旨いですねえ』

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ビールの次は、季節限定という『にごり酒』

『うん、この酒は美味しいな』
最後は、ご飯少なめでお願いした、これまた季節限定の『牡蠣丼』

『生牡蠣』、『牡蠣天』そして『牡蠣丼』と、今日は牡蠣三昧。
一週間の仕事を終え、最高の昼飲みを楽しむことができた。

『次回は妻と一緒に来ることにしよう』

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2022年12月10日(土) 今日の午後は久々となるコンサート。

三原のポポロで開催される、庄司沙矢香/ジャンルカ・カシオーリ『ヴァイオリンとフォルテピアノで奏でる18-19世紀』
コロナ禍で、コンサートに行くのを自粛していたのだが、そろそろ良いだろうということで、再会最初は俺が大好きな庄司沙矢香を選んだのである。

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ロードスターの屋根を開けて快適な海沿いドライブを楽しみ、三原でお昼ご飯を食べ、ポポロへ。

久々のヴァイオリンコンサート、楽しみだ!

この公演では、フォルテピアノという楽器が使われている。

休憩時間には、調律しているシーンも見させていただくことができた。


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コロナ禍で生まれた多くの時間を使って思考と研究を行い、今回のスチール弦ではなくガット弦を使った演奏に新たな境地を見出したのだとか。

今回は最前席で、演奏中の表情までクッキリと見て取れるベストなポジション。
以前聴きに行った庄司沙矢香さんのヴァイオリン・ソロは圧巻であったが、今回の優しいフォルテピアノとのコンビネーションは、それはそれで美しい音色で別世界を見せていただくことができ、コロナ禍後初のコンサートはとても印象深い経験となった。

今日はハレの日ということで、帰宅してからはいつものビールではなく、スパークリングワインで夕食を楽しんだ。

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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?

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