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2024年6月24日(水) 今日から平日3連休。 今回は、妻も前から行きたいと言っていた奈良旅へ。
俺も以前青春18切符を使ったお正月時期の奈良旅で、法隆寺や興福寺などを訪れ、京都に比べて静かな街と国宝の仏像群の素晴らしさに魅了された、思い出の地である。
新幹線で新大阪まで行き、そこからは在来線で奈良へ。
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ホテルに荷物を預けると、まずは法隆寺を目指す。
平日だからなのか、思ったよりは人は少なく、静かに拝観することができる。
梅雨時期だが、今日は運が良いことに曇り空。
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広い法隆寺の敷地は、歴史を感じさせる落ち着いた佇まい。
何度訪れても飽きることがない。
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続いて中宮寺へ。
ここは、俺が大好きな『国宝 菩薩半跏像』があるお寺。
今回も、魅力的な笑顔をゆっくりと拝ませていただいた。
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お昼ご飯を食べ、バスで矢田寺へ。
ここは、紫陽花で有名らしく、妻がぜひ訪れたいと言っていた場所である。
本来ならタクシーで法隆寺から移動しようと思っていたのだが、ネットアプリでも電話でもタクシーがつかまらず、バスと徒歩での移動となった。
紫陽花は見事で、はるばる歩いてきた甲斐があるというものだ。
『これは来て良かったね』
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今日は2万歩オーバーの歩数となった。
ホテルに戻り、晩御飯へ。
奈良の美味しい食べ物というのは良く分からないのだが、少しでも奈良らしさを感じられる食事をと思い、選んだ店。
ナスの刺身や、
奈良漬などもつまみにしながら、ビールや焼酎をゆっくりと楽しんだ。
『なかなか良いお店だったなあ。 ご馳走様でした』
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2024年6月25日(木) 朝食はホテルで。
この朝ごはんが、奈良の名物がたくさん並んでとても満足度の高い食事であった。
この朝ごはんなら、ビールが飲めるなあ!
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今日の最初の訪問地は、大神神社。
以前から訪れたいと思っていた神社である。
鳥居をくぐり、参道に入るとその厳かな雰囲気と凛と引き締まった空気感に圧倒される。
茅の輪も潜らせていただき、自らお祓いもさせていただいた。
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次は、電車での移動中に偶然見つけた大和神社へ。
ここは、あの戦艦大和にも関係のある神社なのだとか。
こんな神社があるなんて知らなかったなあ。
祀られている英霊に、心からの哀悼の誠を捧げさせていただいた。
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奈良駅まで戻り、お昼ご飯。
偶然見つけた、つじ平さんへ。
妻は、一日五食限定の炙り鮎棒鮨御膳。
俺は、日替わりランチ、メインはサヨリの若狭焼き胡麻ソース掛けとビール。
ランチの美味しさに、ついつい日本酒(春鹿)も追加注文してしまった。
『うん、ここはとても気に入ったよ。 今日の晩御飯はここにしよう!』
と言う訳で、会計時に夕方の予約もしてお店を辞した。
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タクシーで東大寺へ。
立派な門。
俺の好きな阿形像と吽形像。
ここは大人気スポットのようで、法隆寺とは異なり、インバウンド含め多くの観光客でごった返していたのが印象的。
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興福寺。
宝物殿を見学したが、ここの国宝仏像群はいつ見ても圧巻の存在感。
これが大昔に作られたというのは本当に驚きであり、人間って本当に進化しているのか?という疑問すら湧くほどである。
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ホテルに戻り、大浴場で今日も二万歩越えで疲れた足を癒す。
晩御飯は、予約していたつじ平さんへ。
ナス料理。
奈良漬のチーズカナッペ。
煮た大根の天ぷら、灰干秋刀魚。
大満足の晩御飯であった!!!
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2024年6月26日(金) 今日は大阪を少しだけ散策する予定。
開店と同時に自由軒さんへ。
何十年ぶりかに訪れるお店。 妻は初めてだとのこと。
名物カレーと、トンカツ&ミニカレーのセット、そしてビール。
ビールを飲みながら、懐かしいインデアンカレーの味を堪能させていただいた。
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通天閣へ。
妻は初めての訪問。
奈良に加えて、大阪プチ散策も堪能できて、大満足の旅となった。
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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
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2024年6月22日(金) 今回の3連休は、梅雨入り前となり思ったよりも天気に恵まれなかったが、せっかくなので久々にお気に入りの居酒屋さんへ行ってみることに。
駅まで歩いて行き、そこからJRで広島駅へ。
開店時間の9時30分に到着した今日のお店は、源蔵本店。
広島では超有名な居酒屋さんである。
まずは瓶ビールで独り乾杯!
ここは、俺が好きなキリンビールが置いてあるのが嬉しい。
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旬の小イワシ刺身は時間がかかるとのことだったので、注文しておいてから、まずはシャコをいただいた。
このポン酢がシャコに合う!
もちろん身も美味しいのだが、爪の部分の僅かな肉も楽しむ。
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続いて、あらだき。
様々な種類の魚のアラが炊き込まれており、ボリュームもたっぷりでつまみには最高の一品である。
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10時過ぎにやってきたのが、小イワシ刺身。
夏の広島の定番である。
盛り付けも、なんとも美しいではないか。
キラキラと美しい小さな青魚の刺身を、生姜醤油でサッパリといただく。
『うん、美味い!!!』
小イワシの刺身をパクリ、特大ジョッキのキリンビールをグビリ。
至福のひとときである!
『ご馳走様でした』
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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
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2024年6月15日(土) 今日は、蒜山にある大のお気に入りのフレンチレストラン、グリーンゲイブルスさんを日帰りで訪問してランチを楽しむ予定。
早朝に家を出て、途中で朝ごはんを食べ、下道で中国山地を越えて蒜山へ。
途中、少しだけ大山の景色が楽しめるスポットにも立ち寄ってみる。
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蒜山では、妻が前から気になっていたというパン屋さんへも行き、明日の朝食の食パンを購入。
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予定通りの時刻に、グリーンゲイブルスさんに到着。
今日は往路は俺が運転し、復路は長男が運転してくれるため、日帰りでもランチを楽しみながらスパークリングワインも飲めるのである。
楽しみだ!
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今日もシェフのお勧めコースを予約しておいた。
そして、スパークリングワインも注文。
『グラスは二つでお願いします』
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料理が運ばれてくる。
夕張メロンを使ったサラダ。
見た目も美しく、メロンの甘みがこんなにサラダとして美味しいというのは驚きであった!
これで十分スパークリングワインが飲めるなあ。
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具沢山の熱々スープ。
イサキを使った魚料理。
『いやあ、これは本当に美味しいね』
美味しい料理を食べ、スパークリングワインで余韻を楽しむ。 これぞ至福のひとときである。
肉も美味しいのだが、付け合わせのサツマイモの美味しいことよ!
たっぷりのデザートはこれまた絶品で、あまり甘いものを好んで食べない俺でも大満足の一皿であった。
〆はエスプレッソコーヒー。
『ご馳走様でした』
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帰りは長男と運転を交代し、途中の庄原ではお気に入りの西田鮮魚店に立ち寄って晩御飯の刺身を購入して家路についた。
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旅を楽しむことと、美味しい食事を楽しむことは、人生にとってとても幸せな時間であると実感した休日。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
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2024年6月6日(木) 今週は、施設にとっても大切な仕事をいくつか無事に終えることができ、今日から3連休。
幸い天気にも恵まれそうなので、久々に北三瓶に連泊キャンプに行ってみることにした。
せっかくなので、パックラフトを使った江ノ川ツーリングも楽しもうという魂胆である。
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途中のAコープで買い出しを済ませ、
初めてトライする温泉、波多温泉 満壽の湯に浸かって仕事の疲れを癒し、
お気に入りのキャンプ場にチェックイン。
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持ち主同様に年季が入り草臥れたテント(モンベル・GOREアルパインドーム)を張り、
お昼ご飯。
Aコープで仕入れてきた、日本海の魚の刺身セットと、島根キャンプでは私の定番である出雲そば。
キリンのクラシックラガーで独り乾杯!
『プシュッ』 『トクトクトクトク、シュワワワワー』 『グビグビ、グビリ』 『プハーッ、旨い!!!』
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食後に食器を洗おうと炊事場に行くと、季節を感じるアマガエルが。
小さくて可愛いカエルに癒される。
午後は、kindleで本を読む。
今日は、『ナナメの夕暮れ(若林正恭)』 kindle unlimitedで見つけた本である。
昼ごはんの残りの刺身と出雲そば、家から持参した缶詰などで晩御飯を済ませ、しばし焚き火を楽しんでから、オヤスミナサイ。
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2024年6月7日(金) 今日は晴れて絶好の漕ぎ日和となる予報。
朝ごはんは、ネギをたっぷりと入れたそば。
食事を終えると、クルマで川本町へ。
町の駐車場に車を停め、パックラフトを担いで河原へと向かう。
本当に快晴の心地良い初夏の休日である。
パックラフトを膨らませ、準備完了。
約1年振りとなる江ノ川下りでワクワクが止まらない!
川本町から下流は、瀬と言っても難所はなく、もちろん油断は禁物だが還暦の俺でも安心して川下りを楽しむことができるルートである。
今日は風もなく、川面に映った鏡写しの景色を楽しみながらの川下り。
日向ぼっこを楽しんでいる亀たちは、俺が静かに近づくとそれでも気配を感じて川に飛び込んでいく。
***
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お腹が空いてきたので、少し早いがおにぎり二個のお昼ご飯をパックラフトの上でいただいた。
その時に岩を見ると、たくさんのヤゴの抜け殻が!
そうか、こんな川からもトンボは生まれて飛び立っていくんだなあ。
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それにしても、今日は本当に最高の川下り日和。
川本町から10キロちょっとでゴールが見えてきた。
パックラフトを引き上げ、乾かしてからパッキング。
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階段を上がり、
橋の上から漕いできた江ノ川を眺め、
バス停へ。
次のバスまでまだ1時間以上ある。
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集落を散策したり、自動販売機でお茶を買い喉を潤したりしてしばしのバス待ち。
ようやく来たバスに乗り込むが、乗客は俺の他には誰も居ない貸切状態。
結局途中のバス停でもお客さんは居らず、最後まで俺一人のために運行していただいたような結果に。
中山間地域の公共交通のあり方について考えさせられるひと時であった。
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川本町からはクルマで近くの温泉へ。 湯谷温泉 弥山荘。
サウナで汗を流し、ぬるめの源泉でのんびりまったり。
途中のJAで島根和牛とトビウオの刺身を購入してキャンプ地に戻る。
この島根和牛がとても美味しかったので、普段のキャンプではあまりコメを食べない俺も白米を準備して、和牛の脂と白米、そしてその後から追いかけるビールとの絶妙なコンビネーションをたっぷりと堪能させていただいた。
幸せなひととき。
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食後はお酒を楽しみながら、少し早めの焚き火。
静かなキャンプサイト。
独り静かに、ゆらゆらと揺れる火を眺め、パチパチと薪が爆ぜる音を聞き、鳥のさえずりを楽しむ至福のひととき。
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2024年6月8日(金) 今朝も温かい出雲そばで朝ごはんを済ませ、散歩に出かける。
田植えを終えて夏を待つ、正しい田舎の景色を楽しみながらのウオーキングを楽しんだ。
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久々となる連泊キャンプで、北三瓶の景色とパックラフトでの江ノ川ツーリングをたっぷりと堪能した今回のドライブ旅。
60歳になってもこんな旅が楽しめていることに、心から感謝である。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
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ゴールデンウイークを働いた分、今週も木金土の三連休。
木曜日は強風の荒れた天気だったため、呉の三大食堂の一つ森田食堂で昼飲みを楽しみ、お気にいるの銭湯のサウナで汗を流してリフレッシュ。
2024年5月17日(金) 一泊二日で企画したパックラフトのハシゴ旅の初日は、ロードスターで庄原の灰塚ダムへ。
オープンドライブを楽しみ、朝のダム湖に到着。
パックラフトを組み立て、準備完了。
今日は昼から風が強くなる予報なので、朝漕ぎがベストの予感。
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静かなダム湖に、独り漕ぎ出す。
風もなく穏やかな湖面に、景色が鏡のように映り込んで最高の眺めを楽しませてくれる。
風のない灰塚ダムでは、この景色がとても印象的なのだ。
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岸辺には、白い花も咲いており、目を楽しませてくれる。
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湖面をカウンタークロックワイズで一周してみる。
今日は穏やかな湖面をパックラフトでのお散歩で、たっぷりと楽しませていただいた。
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パックラフトを片付け、高宮の温泉へ。
高宮湯の森。 ここでは、サウナで汗を流し、露天風呂でのんびりと景色を眺めながら、日頃の疲れを癒す。
高田IC近くの道の駅でお昼ご飯を食べ、岩国へと向かう。
久々に走るルートは新鮮で、オープンドライブを楽しみながらの移動となった。
岩国では安宿に泊まり、夜は初めての居酒屋で独り乾杯!
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2024年5月18日(土) 今日は岩国からの出発なので、朝もゆっくりである。
ホテルの朝食を食べ、ロードスターで北河内駅を目指す。
いつ来ても、誰も居ない静かな北河内駅。
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07:30の列車がやってくる。
いつものように南桑で降車。
パックラフトを組み立て、準備完了。
今日は水量も適切で、とても漕ぎやすい。
流れも早く、いつもよりスピードに乗っての川下り。
川の水で冷やされるためパックラフトの空気圧が下り、艇の剛性が落ちるため途中で空気を補充。
今日は珍しくSUPで漕ぎ下っておられる方が居たので、少しだけお話しさせていただいた。
錦川は清流でもあり、天気にも水量にも恵まれて、やはり川下りは楽しいな。
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久々にパックラフト漕ぎを二箇所で楽しんだ、一泊二日のハシゴ旅。
俺らしい最高の休日となった。
還暦になっても、まだまだ湖や母での水遊びが楽しめているのは嬉しい限り。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
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ゴールデンウイークは、エッセンシャルワーカーとしてしっかり働かせていただき、1日だけの休日はパックラフトでの錦川下りを楽しんだ。
連休も明け、楽しみにしていた三連休。
今回は、貯まっていたマイルを使って1年振りに北海道の旅を楽しむこととした。
妻には、『悪いけど今回は一人旅をさせてもらうよ。 また別の旅を企画するし、今回は新たなスポットを開拓しておくから』と断りを入れておいた。
***
2024年5月9日(木) クルマで広島空港へ行き、北海道へと旅立つ。
2時間弱のフライトで、新千歳空港へ。
新千歳からはJRでサッポロビール園を目指す。
今回のお昼ご飯は、ガーデングリルさんでいただくこととした。
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注文したのは、『満足!3種のジンギスカンランチ』
サッポロビール園なので、もちろん生ビールも堪能。
良い年なので食べ放題は性に合わず、質の良いお肉を適量いただくのがちょうどよい。
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美味しいジンギスカンを堪能し、大満足のお昼ご飯。
予約していた、有料の見学コースに参加させていただく。
案内していただくガイドさんの説明を聴きながら、北海道でのビールの歴史を興味深く伺うことができた。
以前も訪れたことがあるのだが、忘れていたのか面白いエピソードをいくつも知ることができたのは嬉しい限り。
***
見学の最後は試飲の時間。
ここでは、ガイドさんが美味しいビールの注ぎ方も実演していただいた。
注がれたビールを試飲したい人?ということだったので手を挙げると、希望者は二人。
じゃんけんで勝ってしまい、飲ませていただけることに。
缶から直接飲む場合と、美味しく注がれたビールの飲み比べもさせていただき、プロが次いだビールの味をたっぷりと堪能させていただいた。
『ご馳走様でした』
***
テレビ塔に立ち寄り、高い場所から札幌の街を眺める。
晩秋の大通公園を散策し、
ススキノのホテルにチェクいん。
荷物を置き、しばし休憩すると、気になる飲み屋さんへ。
ホテルから徒歩十数分の、第三モッキリセンター。
ここは、俺のストライクゾーンど真ん中の良い雰囲気の飲み屋さん。
北海道らしい品を注文し、ビールをグビリ。
これは良いお店を見つけることができた。
***
2024年5月10日(金) 今日のお昼ご飯は、今回の旅のメインとなる小樽でお気に入りの寿司屋さん。
少し遅めにホテルを出て、歩いて札幌駅まで行き小樽へ。
小樽では、三角市場も初めて見学。
歩いて寿司屋通りへ。
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予約の時間になったので、おたる政寿司さんに入店。
今日お願いしていたのは、『カウンター限定! 三代目プレミアムコース』
カウンターに座り、目の前で寿司を握っていただきながら、会話と絶品の海鮮とお寿司をいただく、至福のひととき。
ここに来るのは三度目であるが、やはり俺にとっては北海道旅行で外せないお店である。
今取り組んでいる人生最後の仕事を終えた後は、妻と二人で毎年でも訪れたい場所。
『ご馳走様でした。 お陰様で幸せな時間を過ごせました。 また来ます』
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小樽の街を散策し、復路はバスで帰ることに。
この高速バスは初めて使ったが、JRとは違う視点から景色を楽しむことができ、これはこれで良い移動手段であることがわかった。
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晩御飯は、ススキノの街へ。
ジンギスカンの気分だったので、嗅覚と勘を頼りにお店を探す。
炭火焼きのこのお店で、ジンギスカンとビールを注文。
美味しくいただいた。
ホテルに戻り、セイコーマートで購入した酎ハイとつまみで独り二次会を楽しむ。
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2024年5月11日(土) 今日が一人旅の最終日。
色々とネット検索し、今日はバスで豊平峡温泉に行ってみることとした。
バスで1時間半弱で、温泉に到着。
源泉掛け流しの、適温で眺めの良い露天風呂を楽しませていただいた。
ここは、次回妻を案内できる温泉であるなあ。
再びバスで札幌市内へ戻る。
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お昼ご飯はスープカレーを開拓することに。
少し高いが、美味しいスープカレーをいただき、ビールももちろん楽しんだ。
ここでも、次回に向けた新たなスポット開拓に成功。
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最後に訪れたのは、北海道大学の植物園。
都会の中にありながら、自然豊かな別世界。
キタキツネも出現するし、
エゾリスまで見つけることができた。
ここには、北方民族資料館も。
実はこの資料館を観たかったのだが、植物園そのものも魅力あるスポットであったことは望外の喜び。
次回は妻とゆっくり散策することにしようか。
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新千歳空港で味噌ラーメンをいただき、広島に戻ってきた。
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今回の一人旅では、ゴールデンウイーク明けで人もインバウンドの観光客も思ったよりも少なく、ゆっくりと札幌・小樽を楽しむことができた。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
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2024年5月4日(土) 還暦を迎えて選択定年退職し、転職してエッセンシャルワーカーとなった俺には、ゴールデンウイークは関係なく仕事に励んでいるが、今日はお休み。
朝早く起き、パックラフトをトランクに積んだNDロードスターで錦川を目指す。
オープンドライブを堪能し、7時前には北河内駅に到着。
07:30の列車まで時間があるので、装備をチェックしたり、ラジオを聞いたりして過ごす。
***
時間になると、列車が到着。
ここからは、川側の窓の側に立って、今日漕ぎくだるルートを列車から下見する。
毎年微妙に流れが変わることに加え、水量によっても選択すべきルートが変わるので、この錦川鉄道を使った片道ツーリングはとても便利なのである。
ただ先日、中国新聞には錦川鉄道の存続に関する記事が掲載されていたので、ここも三江線と同じ運命を辿らないことを祈るばかりである。
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南桑駅に到着。
河原に降りて、パックラフトを膨らませていく。
MRSのパックラフトはとても良くできていて、俺のお気に入り。
ジッパーで開閉できるデッキが、荷物の収容にとても便利なのである。
今度はキャンプツーリングを企画してみたいものだ。
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準備が完了すると、パックラフトを錦川に浮かべ、乗り込んで漕ぎ出す。
今年の春は、仕事の休日に雨が降ったり、母親が倒れて救急搬送されて入院したり、旅の予定が入っていたりで、なかなか錦川下りを実現できなかったが、ようやくその日が来た!
晴れて風も弱い今日は、絶好のリバーツーリング日和。
春の小川を、のんびりまったりと漕ぎくだっていく。
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途中の河原に一旦パックラフトを揚げて、ハンドポンプでエアを追加。
川下りを始めると、春先の低い水温ではチューブ内の空気の温度が下り、圧力が低くなるためパックラフトの剛性が落ちて漕ぎにくくなるのである。
***
それにしてもゴールデンウイークとはいえ、錦川をカヌーやカヤック、パックラフトで下っている人は他には見かけない。
また河原でキャンプしている人も居らず、多くの人が遠くから遠征してきてカヤックでの錦川の川下りや河原でのキャンプを楽しんでいた20年30年前とは、様変わりした連休のライフスタイルを実感する。
静かで水の澄んだ清流を独り静かに漕ぎくだるのは、まさに至福のひとときである。
***
***
日が照ると、暑いくらいの陽気。
それにしても、久しぶりの川下りの楽しいことよ。
今日は朝早く起きて、錦川まで来て良かったなあ!
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今日のルートは約2時間ほど。
北河内駅近くの河原がゴールとなる。
パックラフトを乾かし、空気を抜いて片付ける。
パックラフトを背負い、駅までの道を歩く。
北河内駅まで戻ってきた。
***
2024年初めてとなった、MRS製パックラフトでの錦川リバーツーリング。
天気にも恵まれ、最高の休日となった。
還暦初となるリバーツリーングを楽しんだが、あと何年川下りを楽しめるのだろうか?
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
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2024年4月25日(金) 仕事を終えると途中の駅で妻と合流し、クルマで尾道へ。
コインパーキングにマツダ6を駐め、今日の宿へチェックイン。
あなごのねどこ。
平日は早く仕事が終わるから、夕方には尾道に来ることができるというのはとても良い!
これからも、このプランで三原や尾道、福山などへの飲み旅を楽しむとしようか。
***
開店時間までまだ少し時間があるので、尾道の商店街をしばし散策。
今日は多くの店が定休日であり、商店街は閑散としていた。
それでも、前に来た時よりも多くの新しい店ができており、工事中のお店もある。
尾道は、とても活性化しているようで羨ましい限り。
インバウンドの外国人旅行者も多く見かけた。
***
今日の晩御飯は、あかとら。
尾道で一番お気に入りのお店であり、かなり前から時々使わせて頂いている。
まずはサッポロ瓶ビールで乾杯!
店内は改装されたようで、前回伺った時とは少しレイアウトが変わっていた。
それにしても、いつ来ても店内は隅々まで清掃されており、オーナーの素晴らしいポリシーが体現されていることには感心させられる。
***
まず供されたのは、アサリと筍の茶碗蒸し。
最初の一品が茶碗蒸しというのは、あまり記憶にないが、季節を感じさせる逸品であった。
『これは日本酒だな』
今日はスパークリングワインを飲もうかと考えていたのだが、この茶碗蒸しで気が変わった。
***
刺身。
あなごの白焼き。
塩でいただくと絶品である。 妻と顔を見合わせてニヤリ。
***
キンキの煮付け。
おこぜの唐揚げ。
ちいちいイカの酢味噌和え。
ウニ丼。
デザートはアイスクリーム。
***
仕事を終えてプチトリップを楽しみ、地元の名店で美味しい料理をいただくというのは、本当に幸せな事なのだということを改めて実感したひとときであった。
60歳で選択定年し、新たな職場に転職した第二の人生。
元気なうちに、妻と二人で時折こんな時間を楽しみながら生きていこうと思う。
『ご馳走様でした。 また来ます』
***
翌朝は、府中市の道の駅で野菜を購入し、神石高原温泉へ。
先日来て気に入ったので、妻をご案内したということである。
pH10.2という素晴らしいお湯で、のんびりまったり、日頃の疲れを癒してリフレッシュすることができた。
***
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
***
2024年4月19日(金) この金曜土曜は、久々の好天に恵まれそうな予報のため、ロードスターにパックラフトを積み込み、パックラフト漕ぎを楽しむことにした。
せっかくの連休なので、灰塚ダムでパックラフト漕ぎを楽しんだ後は、初めて訪れる温泉にチャレンジし、そこから府中市に泊まって府中焼きを楽しもうという魂胆である。
朝ごはんを食べてから家を出る。
他の人たちは仕事に向かう中、俺は休みを堪能するために下道を北上していく。
灰塚ダムに到着。
昨日は黄砂がひどく視界も限られていたが、今日は晴れて良い天気。
トランクからパックラフトを引っ張り出し、
広げてエアーを注入し、
備品をセットして、漕ぐ準備が完了。
***
昨年11月に60歳を迎えて前職を選択定年退職し、新たな職場に転職してからは、理不尽な上司によるストレスもなくなり、雰囲気の良い職場で、俺の経験や能力を活かした仕事を担当させていただけることで、とても楽しく働かせて頂いている。
そのせいか、以前のように週末の出来事を細かく書き込んでブログを更新しようというモチベーションが薄れ、これまでのようにあるいはそれ以上に様々な旅やグルメを楽しんでいるのだが、仕事と遊びで満足してブログにまでエネルギーが回せなかったというのは事実である。
やはり、人がその時その年齢で発揮できるエネルギーの量には限りがあり、その時に置かれている状況によってどこに注力できるのかというエネルギー利用のポートフォリオがダイナミックに変化していくというのが真実なのだと実感する。
今の俺は、転職先で担っている役割が、人生最後の仕事としてやりがいがあり、想定外に充実しており、そしてあまりにも楽しすぎるので、そこに費やすエネルギーが多くかつそれに対する達成感が人生で最高レベルとなっており、休日の旅やグルメなどをブログにわざわざ書いて他の人にまで知っていただき共有化するというところにまで至っていないのだということだと思う。
加えて、歳のせいか寒い冬に荒れた天気の中、無理してまで海を漕ごうという気力も無くなったようで、春になって暖かくなってから漕ぎを楽しめばいいや、と思うようになったことも一面では本音ではある。
さらには、母が体調を崩してその介助もあり、この春はなかなか海や川に出ることができなかったことも事実。
***
今日は、久々に絶好の漕ぎ日和。 楽しみだ!
平日で誰も居ない湖面に漕ぎ出した。
風も弱く、久々のパドリングややはり気持ちが良い。
時折パドルを漕ぐ手を止めると、時折鳥が鳴く声が聞こえてくるだけの静寂の空間を独り占め。
なんという贅沢であろうか!
***
昨年見つけた、奇跡のブイ寄生植物も、なんとか生き延びていることを確認。
春の湖面はとても静かで平和である。
やはり今日漕ぎに来て良かった。
***
まだ残っていた春の山桜。
そして美しい紫色の藤の花。
さて、そろそろ漕ぎ戻ろうか。
久々のパドリングで、腕の心地よい疲れもかすかに感じながらの楽しいパドリング。
無事、出発地点に戻ってきた。
***
次の目的地は、神石高原温泉。
これまで訪れたことがない県内の温泉である。
ダムから40分程度で到着した。
広島県内では珍しいアルカリ温泉で、pHはなんと10.2だとのこと。
誰も居ない貸切状態の中、のんびりまったり浸からせて頂いたが、最高のお湯がお気に入りとなった。
『こんな良い温泉が広島にあったとは!!! まだまだ知らないスポットが沢山あるんだなあ』と感激。
***
温泉の後は、今日宿泊する府中市へと向かう。 もちろんロードスターはオープンである。
宿に車を停めさせていただき、まずは少し遅めのお昼ご飯へ。
『殿ちゃん』
府中焼きとビールを注文。
『お好み焼きシングルの辛麺で。 そして瓶ビールもお願いします』
『辛麺はビールに合うんよ』
お好み焼きを食べ、ビールを飲みながら、おばちゃんに話を伺う。
『府中は、やっぱり府中家具と府中焼きが有名なんですか?』
『他には府中味噌があるよ。 昔は家具の工場も多かったけど、今は本社があるくらいでほとんどの下請けはやめてしもうた』 『前は府中の飲み屋で石を投げたら、社長や専務に当たりよったいうくらい下請けの企業が多かったんよ。 でも、今じゃあ昔のように嫁入り道具で立派な家具を揃えるいうことも無くなったし、マンションなんかじゃあそんなに沢山のタンスも入らんし、引っ越しやら考えたら重たい立派な家具は嫌われる』
『確かにそうですね。 また、結婚する人も減ってますしねえ』
『じゃけえ、府中は撤退する企業ばかり。 大学や専門学校もないけえ、若い人も少ないし。 やめていく飲み屋や店ばっかりよ』
『府中で大きな企業ってどんなところがあるんですか?』
『リョービやニチマンかねえ。 ニチマンは、高い靴で人気がでとるよ』
『ご馳走様でした』
***
チェックインまでまだ時間があるので、町を散策。
観光バス代わりに、循環バスに乗ってみた。
約40分程度の乗車時間で町をグルリと巡ることができ、それで料金は150円と格安である。
***
バスを降りると今度は徒歩で散策。
先ほど噂を聞いたニチマンの工場も発見。
美味しそうな串カツがある鶏肉屋さんを見つけたので、夜のつまみ用に購入。
***
宿にチャックインし、しばし休憩して晩御飯へ。
今日の晩御飯は、古川食堂さん。
まずはおでんをいただいた。
おでんの出汁は、60年以上継ぎ足し継ぎ足しで受け継がれているのだとか。
お好み焼きは、麺抜きの肉野菜&マヨネーズトッピングでお願いした。
今日は、昼も夜も別の店で府中焼きを堪能。
『ご馳走様でした』
***
久々のダム湖でのパックラフト漕ぎを楽しみ、県内のアルカリ温泉を新たに開拓、府中市へも初めて泊まりで訪問し歩いてバスで町の散策を楽しむことができた。
なかなか充実した良い休日であったなあ!
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
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3月になり、三寒四温で少しづつ春の兆しを感じる頃になった。
前職とは異なり、施設の行事や職員会議などの予定によって組み替える平日メインの不規則なお休みではあるが、暖かくなったら芸予諸島でのSUP漕ぎや、錦川・江ノ川でのパックラフト下りを楽しもうと心の準備をしている。
また今年は、海でのパックラフト漕ぎにもチャレンジしてみたいと考えてもいる。
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ただ今月に入ってからの休日は、ドライスーツも新たに購入して道具の準備はできているのだが、寒かったり、晴れても風が強かったりで、なかなか海や川に出掛けることができないでいるのだ。
そんな休日の楽しみは、地元のB級グルメのお店巡り。
妻と休みが合う時には、独りで銭湯に出掛け、サウナでたっぷりを汗を流し、ジレットで頭をツルツルになるまで剃り上げ、決めていた時間にお店の前で待ち合わせすることも。
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そんなお店の一つが、呉の三大食堂の一つとされている『くわだ食堂』
ここは、前職でリモートワークしていた頃から時々通っていた、お気に入りの食堂の一つ。
冷蔵ケースに並べられたおかずを選び、ご飯や味噌汁、うどんや丼ものは直接注文するというシステム。
この日は妻と待ち合わせて入ったので、シェアして楽しんだ。
俺は、定番のチキンカツと、今日のもう一品は野菜天ぷら。
この野菜天ぷらを、一部は味噌汁に入れてコクを深めるとともに、残りは醤油を垂らした大根おろしと一緒にいただくのが俺の好み。
妻は、寒い時期に食べたくなるという『鍋焼きうどん』を注文。
お気に入りのいつもの席で、サウナ後のビールをグビリ、ゴクリ、と楽しむ至福のひととき。
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先日、久しぶりに訪れたのは、広にあるインドカレーのお店、『マヤ』
インパクトのある外観の、美味しいインドカレーのお店である。
今日は、一番人気だと書いてある『アムリタセット』を注文。
俺の好きなバターチキンカレー、選べるナンはチーズナンを、そしてサラダ。
もちろんビールもお願いした。
美味しいチーズナンでバターチキンカレーをいただきながら飲むビールは最高である。
次回はぜひ妻と来て、マハラジャコースを楽しみたいものである。
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これまた久し振りに訪問したのは、二河にある『ひろ』
ここは、ホルモン天ぷらで有名なお店であり、コロナ禍の頃も時々、ホルモン天ぷら定食を持ち帰りして楽しんでいたお店。
今日は、妻と一緒に家からウオーキングも兼ねて訪れた。
俺の気分は、おでんでビール!
妻は中華そば。
まだ誰も居ない静かな店内で、おでんをつまみにビールをグビリ!!!
ホルモン系もあるおでんも美味いし、シェアして食べた中華そばがこれまた絶品であった。
これだけ楽しんで、二人で2,100円也とはなんというコスパの良さよ!
『ご馳走様でした』
呉の街まで歩いて戻り、そこで別れて俺はお気に入りの銭湯へ。
なんとも最高の休日ではないか!
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最後にもう一軒。
今日訪問した、広の『さぬき』
ここは、以前にも行ったことがあるのだが、リーズナブルな料金でボリュームもあり、味も良いお店。
今日は独りなので、地ダコ定食をお願いしてみた。
『ご飯は少なめで、そして瓶ビールもお願いします』
タコ刺し、タコ天、そして豚汁とご飯。
タコ刺しも美味しいし、揚げたてのタコ天は塩でいただくと絶品。
ビールにピッタリだ!
大瓶の瓶ビールを飲み終えてもタコ天とタコ刺しが残ったので、酎ハイも追加。
もう、何も言うことはない。 至福のひととき。
『ご馳走様でした。 美味しかったです』
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地元のB級グルメのお店を巡るのも楽しいが、そろそろ海や川でカヤックやSUP、パックラフトを漕ぎたいものである。
次の休みは、晴れて風が弱まりますように!
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
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2023年2月19日(月) 今日から妻と二人で山口県の湯田温泉にドライブ旅。
今回は、初めての宿泊先となる松田屋ホテルさんにお世話になることとした。
かなり前から、湯田温泉には明治維新の志士達も利用した有名な高級宿があるという噂は聞いていたのだが、これまで山口県での高級宿としては音信が気に入って通っていたので、訪問する機会がなかったのである。
60歳で転職してから約3ヶ月が経過し、仕事にも慣れてきたので、妻と休みを調整してこの月火で泊まりに行ってみることとしたのである。
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マツダ6で下道を走り、湯田温泉へ。
15時からのチェックインに合わせて宿に到着。
静かな郊外にあるものばかりと思っていたのだが、想像とは異なり湯田温泉の中心エリアの道路沿いにその宿があったのだが、狭い門を車で抜けるとそこには別世界が待っていた。
まずは広い別室に案内され、お菓子と抹茶が供される。
茶室でウエルカム抹茶をいただく音信とは雰囲気は異なるが、このスペースには松田屋ホテルに宿泊した明治維新の志士達に関する資料や、これまたこの宿に滞在した事を書籍にも書かれた司馬遼太郎さんの記録などもあり、抹茶をいただいた後はそのような情報に触れることができるので、とても良い時間となる。
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今回予約していた部屋、101号室・萩の屋に案内される。
居室に入ると、目に飛び込んできた景色に感動した。
雰囲気の良い歴史を感じさせる和室で、目の前には手入れされた日本庭園が望めるのである。
『いやあ、この部屋は良いですね!』 『はい、ここは人気のお部屋なんですよ』
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一通りの説明を受け、荷物を置くと、館内を見学。
見学自由な維新資料室を見せていただいた。
そしてお風呂へ。
午前0時で男女の風呂が入れ替わるとの事で、この時の男風呂はなんということもない温泉であったが、なかなか戻ってこなかった妻が入ったお風呂『蔵の湯』はとても良かったとのこと。
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お風呂から上がると部屋でゆっくりビールを飲む。
ここは、情報端末を貸し出していただけ、それで各お風呂の空き状況や混雑具合が確認できるほか、ドリンクメニューもチェックすることができ、とても便利であった。
それにしても、この素晴らしい庭を眺めながら飲むビールのなんとも美味いことよ!
これぞまさに、至福のひととき。
Kindleで本を読みながら、夕食までのひと時をゆっくりと過ごす。
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今日の夕食は、『ふくの極み4X◆ふくの王様「とらふく」を堪能!とらふくコ-ス<特選料理>』
フク刺しは大皿にたっぷり。
これは食べ応えがありそうだ! まずは濁り酒で乾杯。
座椅子は、外の景色が楽しめるように配置していただいたので、暮れ泥んでいく庭の景色を楽しみながら食事をすることができる。
瓶ビール、そして冷酒。 お酒は、松田屋ホテルお勧めの『維新の宿』
このお酒が美味しいのには驚いた。 妻も美味しそうにいただいていた。
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ふぐの唐揚げ。
ふぐチリ鍋。
そして獺祭も。
締めはふぐ雑炊。
『あー、本当に美味しかったなあ。 大満足!!!』
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翌朝は、6時前から入れ変わった男湯へ。
撮影禁止なので写真はないが、妻が言っていた通り、お湯の質が良いことに加え、庭を眺めることができる素晴らしいお風呂であった。
高級宿でも、設備、景色、料理の三拍子が揃うところはなかなかないのが実情であるが、松田屋ホテルはそういう意味ではとても高いレベルでバランスしていることを実感することができた。
『これは本当に良い宿を見つけたなあ』
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次第に明るくなっていく庭を眺めながら、お茶を飲み、新聞を開く。
新聞にも、なぜか松田屋ホテルの印が押されていた。
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朝食前に、庭を散歩してみた。
昨日は生憎の雨であったが、今日は雨も上がり、少し明るい空。
早朝なのでまだ庭に出ている宿泊客はおらず、静かに散策を楽しめた。
庭から泊まっている部屋を眺めてみたが、とても良い雰囲気であった。
『いやあ、この部屋を予約して正解であったなあ』
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朝食は7時30分からお願いしておいた。
品数も多く、目でも楽しませていただける朝ごはん。
箸袋には、松田屋ホテルの名前も入っていた。
庭を眺めながらの朝ごはんは、これ以上ない満足感であった。
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食後は、庭を眺めながら中原中也の詩を読んでみた。
中原中也は初めてであったが、いくつか心に響くものがあった。
この部屋の楽しみは、なんと言っても美しい庭の眺め。
この庭を眺めながら過ごす時間は、非日常的であり、心に深い満足感が残る。
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維新の湯に入り、
再び部屋でのんびりまったり。
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10時前にチェックアウト。 『お陰様でとても良い時間を過ごすことができました。 また来ます』
帰りには、時々寄り道しながら下道を走る。
花尾八幡宮。
こんなところにこんな立派な神社があるなんて!
上まで登ってみると、なかなか良い眺めであった。
犬鳴きの滝。
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初めて泊まらせていただいた明治維新の志士たちとも縁のあった歴史ある松田屋ホテルさん。
高いレベルで設備、景色、料理が三拍子揃った高級宿を経験したことで、改めて良い宿を訪れる楽しみの深さを知ることができたことは自分でも驚きの再発見。
老いぼれてヨボヨボの爺さん婆さんになるまでに、様々な旅を経験し、深くて良い思い出をできるだけ沢山記憶に残しておきたいと思う。
『ここにはまたぜひ泊まりに来たいし、まだまだ知らない良い宿を開拓したい』と、還暦を過ぎての俺らしい人生の楽しみ方の方向性を再確認した旅であった。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
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2024年1月24日(水) 今日から一泊二日で、那覇までちょっと飲みに行くことに。
昨年11月に還暦を迎え、選択定年退職してから転職した新たな職場。
基本的に休日は自分で決めれば良いと言っていただいているのだが、週末には子供達を様々な行事やイベントに引率して少しでも施設の役に立つように土日はできるだけ出勤とし、平日を休みにすることにしている。
それでも年間休日数は結構あり、平日とは言え基本は2連休、そして3連休もそこそこ頻繁に取れるので、人が少なくチケットや宿も取りやすい平日休みを堪能するライフスタイルに変化してきた。
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この水木は普通の2連休なのだが、ふと思い立ち、妻に『ちょっと沖縄に飲みに行ってこようと思う』と伝える。
沖縄は好きな旅先の一つであり、昨年は何度か独りで訪問し、のんびりまったりの旅を楽しんだ場所。
マイルが溜まっているのでチケットの空きがあるか確認してみると、ローシーズンの平日ということもあり、往復チケットを予約することができた。
沖縄便の往路は広島を昼前に出発し、復路は那覇を夕方に出発するので、一泊二日であっても那覇市内で飲むだけなら十分ゆっくりと旅を楽しむことができるのである。
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広島空港発の飛行機は、その機体がその日の始発であった米子空港の大雪の影響で出発が1時間弱ほど遅れたが、無事に那覇に到着した。
早速モノレールで国際通りに向かう。
今日は曇っており、少し肌寒い感じである。
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最初のお店は、昨年お気に入りになって何度か通った、『節子鮮魚店』
開放的なお店のテーブルで、オリオンビールや泡盛を飲みながら、刺身や天ぷらを食べていると、ゆっくりと流れる沖縄時間を実感することができるのである。
ビールは、店の前に置かれた発泡スチロールのボックスから自分で選んで持ってくるシステム。
刺身セットでオリオンビールをグビリ。
海ぶどうが、沖縄旅の雰囲気を高めてくれる。
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ウチナー天ぷらと、まかない魚汁。
そして泡盛。
飛行機の遅れで少し遅めのお昼ご飯となったが、美味しい昼のみを楽しむことができた。
『ご馳走様でした』
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ホテルにチェックインし、シャワーを浴びると夕方はホテル近くで新たな店を開拓することに。
気になったのは、『抱瓶』
自分の直感を信じ、『今夜はこのお店で飲むことにしよう!』
***
開店してすぐだったので、カウンターも人はまばらでゆっくり飲めそうである。
まずはオリオンビールと島らっきょ。
俺は、この島ラッキョが大好物なのだ。
せっかくなので、泡盛も抱瓶でいただく。
様々な沖縄料理がメニューに載っており、ここなら通っても楽しめそうだ。 良い店が見つかったなあ!
『ご馳走様でした!』
***
翌朝は、近くにある24時間営業の牛丼屋で沖縄そばをいただいた。
ホテルをチェックアウトし、那覇市内をしばし散策。
久米村600年記念碑。
クニンダテラス歴史展示室。
福州園。
初めて訪れたスポットばかりであったが、こんなに近くになかなか良い場所があることに驚いた。
***
歩いて国際通りへ。
***
お昼ご飯は、これまたお気に入りで前回の旅で何度か訪問した、『あかさたな』ヘ。
今日は、『3番:沖縄天麩羅』メインの料理をお願いした。
『楽しみだなあ!』
いつもながら品数が多く、美味しい沖縄料理を楽しみ、
オリオンビールを飲み、菊の露VIPをロックで飲む。 至福のひととき!
『ご馳走様でした。 また来ます』
近くの市場で、お土産の島らっきょを購入。
***
夕方まで時間があるので、沖縄県立博物館までお散歩。
今日は、丸木舟プロジェクトの展示。
再び国際通りまで歩いて戻る。
とあるホテルからのメッセージ、『旅するように生きる』 なかなか良いじゃないか!
途中のコンビニにあるATMでお金を下ろすと、2,000円札が出てきて驚いた。
さすが沖縄である。
***
帰りの飛行機は、空きがあったのでプレミアムシートにグレードアップ。
『楽しかったよ那覇。 また来ます』
機内でお弁当をいただき、スパークリングワインも楽しんだ。
たまにはプレミアムシートも良いものだ。
***
ふと思い立ち、一泊二日で飲みを楽しんだ沖縄旅。
1月末の冬の那覇は、インバウンドも修学旅行生も少なく、とてもゆっくりと飲み旅を楽しめた気がするのであった。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
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昨年11月に60歳を迎え、いわゆる還暦と言われる年齢となった。
東京の大学を卒業し、22歳で生まれ育った広島の企業にUターン就職して38年間、転職することもなく一つの企業で働き続けてきたことになる。
もちろんその途中では、様々な壁にぶち当たり、時には転職も考えたこともあったのだが、それでもなんとか60歳まで働き続けることができたのは自分でも驚きである。
最近の政策も踏まえ、その企業でも65歳まで雇用延長する制度も当然あるのだが、俺としては定年延長するという選択肢は1mm足りともなかったのは事実。
お金のために働くのは60歳まで!
それ以降は、少ない給料だとしても社会のために、そして何より自分の人生の目標の為に働きたいという気持ちに全くぶれはなかったのである。
***
というわけで、60歳で38年勤めてきた一部上場企業を選択定年退職し、縁あって、以前から関わりのあった児童福祉関連の仕事に転職させていただくこととなった。
もちろん、福祉に関する教育を受けて来た訳でも、経験があるわけでもないのではあるが、俺には長年勤めてきた一部上場企業で企画系の業務を幹部社員としてリードさせていただいてきた経験がある。
そのような訳で、児童の養育は専門家である若い職員さんたちに任せ、俺は得意のプランニング領域のスキルを活かし、その施設で求められていた企画系業務を担当させていただけることとなった。
ありがたいことである。
***
初めての職場に転職してから、そろそろ2ヶ月半が経過した。
前職は男性が多い職場であり、複数の理不尽な上司の指示に辟易しながらも、仕事は楽しみながら遂行するというのが俺のポリシーだったので、幸運にも素晴らしい部下達に恵まれたこともあり、楽しく在宅勤務をこなしながらフレックス勤務も最大限活用して早めに仕事を上がり、地元の銭湯でサウナで汗を流し、ジレットでスキンヘッドに剃り上げ、地元の食堂でビールを楽しむという日々を過ごしていた。
そして、最後の2年間担当させていただいた新たな業務も、『どうせ辞めるのだから』と流すようなことはせず、『ここでの最後の仕事として恥ずかしくないよう、これまでの経験と知識を最大限活かして必ず期待以上の結果に繋げてやる』という意気込みで素晴らしい部下達と一緒にチャレンジし、とても良い成果をあげることができたと自負している。
転職してからは、理不尽な上司もおらず、俺のこれまでの経験を最大限リスペクトしていただいて仕事を任され、施設の課題を解決するための中長期計画を具体化する日々が続いている。
もちろん、その途中では中高生たちの休日の充実させるための慣れない役割も果たしてはいるのだが、前職に比べると理不尽な業務のストレスは皆無と言っても良い程の恵まれた職場環境。
若い職員も多く、笑いも絶えない明るい職場で、とはいえ集中したい時にはそれができる場所もあり、定期的に担当業務に関する職場での進捗状況を共有化するプレゼンテーションの場を頂きながら、俺なりの役割を渡しているという実感を深く感じることができる日々を過ごさせていただいている今日この頃。
満足感、そして達成感。
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以前は、自分では意識していなかったのではあろうが、ストレスフルな業務とのバランスと取るために、休日はシーカヤックを初めとする海遊びやパックラフトでの川下り、キャンプや国内外の旅などに出かけ、その記録をブログに書き外部に発信することに熱心であったのであると最近感じている。
今は、仕事でのストレスが流石に皆無ではないが、それでも日々の業務に対する達成感、満足感、自分が役立っているという実感がとても深いので、休日に行った旅や食事などを、わざわざブログに書こうというモチベーションが下がっているのは事実である。
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とはいえ、定年退職後も、様々楽しんでいるので、写真だけはいくつか貼っておこうと思う。
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充実した還暦後の人生であるが、これからも時々は旅の記録を残していきたいと思う。
60歳からは、お金のためではなく社会のため、自分のために仕事をすることの大切さを、改めて実感する日々。
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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
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2023年11月11日(土) 昨日、11月10日付で38年間勤めた会社を選択定年退職し、11月13日から縁あって転職する第二の人生の新たな職場での仕事をスタートするまでの週末の二日間は、妻と、久しぶりに一緒の旅となる二人の息子を連れて、お気に入りの宿、『別邸音信』へのドライブ旅へ。
妻と一緒にマツダ6で家を出て、途中で次男と長男をピックアップし、途中で瓦そばの昼食を摂ってから湯本温泉へと向かう。
雨模様ではあったが、チェックインまでもう少し時間があるので、しばし温泉街を散策することに。
湯本温泉街を歩くのは、本当に久し振りであったが、再開発されつつある温泉街はなかなか魅力的なスポットも多く、機会があれば夜飲みも含めてゆっくり楽しみたいようなエリアに変身していたのには驚いた。
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時間になったので、音信へチェックイン。
まずはいつものように、一服のお茶から。
初めて訪れる息子達は、興味津々のようである。
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部屋に移動し、まずは冷蔵庫のビールで独り、定年退職を祝って乾杯!
今回は、家族4人での宿泊ということで、部屋は初めてとなるDタイプを予約してみた。 →Dタイプ
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音信のホームページによると、『音信のお部屋の全てを凝縮したスイートルーム。屋外には輪状のソファーや、メゾネット2階には広々としたホームシアターがあり、お部屋をツーアングルで愉しめる』との事。
本当に大満足の設備である。
***
ここは、部屋数も少なく、小さな子供連れの客も泊まれないため、館内が静かでストレスなく過ごせることもお気に入りのポイントの一つ。
今回は初めてトレーニングルームも見学してみた。
本やCD、DVDなども部屋に自由に持ち帰って楽しむことができる。
惜しみなく設備投資をして綺麗な内装を維持していることも、本当に素晴らしいホスピタリティである。
***
息子達への案内も兼ねて、館内を一回りしたら部屋に戻る。
外のテーブルに座り、景色を眺めながら、再びのビール。
***
夕方は、眺めの良いバーでスパークリングワインをゆっくりといただいた。
深い満足感に浸る、充実の休日。
***
夕食の時間である。
今日はスパークリングワインをいただくことにした。
一品一品が素晴らしいおもてなしの手の込んだ料理。
やはり、気のおけない家族と一緒に美味しい料理を食べることは、とても幸せになれることであるなあ!
ご飯をいただき、デザートで〆る。
『ご馳走様でした!』 いやあ、やっぱりこの記念日は、音信を選んで大正解であった。
大谷山荘の方で、ミニコンサートがあるとのことだったので、しばし楽しい時間を過ごさせていただいた。
***
2023年12月12日(日) 定年退職を祝い、素晴らしい設備と美味しい料理で堪能した大谷山荘で迎えた朝。
朝食へ。
スープで目覚め、ノドグロを含めた美味しいご飯でお腹を満たす。
チェックインまでは、部屋でのんびりまったり。
***
お気に入りの大谷山荘・別邸音信で久しぶりに家族全員と過ごすことができた、想い出に残る最高の週末となった。
その後、約1ヶ月以上を新たな職場で働いてきたが、人望のあるトップが居て、20代30代が中心の笑いの絶えない楽しい職場で、仕事の質は全く異なるもののその職場の革新に結びつく活動立ち上げに向けて会社員時代のスキルも最大限活かせており、日々こんなに楽しくやりがいがある仕事があるのかと驚くほど、ワクワクしながら生き生きと働かせていただいている。
縁あって転職した職場ではあるが、本当にありがたいことである。 感謝!
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
***
60歳で選択定年した後、縁あって転職した先での仕事にも職場の雰囲気にも慣れ、平日休みにも体が馴染んできた。
ネットをチェックしていると、昨シーズン牡蠣料理を堪能させていただいた、風早のいろはさんで牡蠣料理が始まったとの情報をキャッチ。
これは行くしかないだろう!
2023年11月28日(火) 妻と一緒に、広駅からJRに乗って風早駅へと向かう。
途中から空模様が怪しくなり、雨が落ちてきた。
『え、こんな天気予報だったっけ???』
運良く、風早駅に到着する頃には雨も上がった。
***
駅から徒歩数分で、いろはさんに到着。
今シーズン初めての牡蠣料理である。
***
まずはビール。
そして生牡蠣。
レモンなしで、そのままの新鮮な牡蠣をパクリ!
『うん、旨い。 海の味がする』
そう、ここの牡蠣は味が濃くてとても美味しいのである。
牡蠣フライ。
牡蠣天。
濁り酒。
牡蠣丼。
『いやあ、今日は牡蠣のフルコースを楽しませてもらいました。 美味しかったです!』
***
今シーズン初となる牡蠣三昧を堪能し、大満足の休日となった。
『さあ、これでリフレッシュできた。 明日から仕事が楽しみだ!』
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?