・新ニ殘虐ナル爆彈ヲ使用シテ頻ニ無辜ヲ殺傷シ慘害ノ及フ
-玉音放送-(昭和20年8月15日正午)
コ
つみ、とが、はりつけ、そむ(く)、ひとりじ(め)
辜
【解字】形声。辛+古。辛は、入れ墨をすための針の象形。音符の古コは、固くとざすの意味。罪人に入れ墨をし、固くとじこめるの意味から罪の意味を表す。
- つみ。重い罪。「無辜」「不辜」
- はりつけ。また、はりつけにする。
- そむく。「辜負」
- さまたげる。
- ひとりじめにする。「辜榷」
- かならず。
8月 6日 広島原爆投下
8月 9日 長崎原爆投下
8月14日 ポツダム宣言受諾
”無辜” で思い浮かべるのは、やはり玉音放送か。
「罪のない民」「無実の民」ということは何となくは知っていた。
が、罪を表す「辜」という言葉は耳にしない。(無辜しか聞いたことがない)
罪人に対し入れ墨をした歴史は中国のことであって、日本ではしていなかったのか。
また、身体のどの部分にどんな入れ墨をしたのかも気になるところか。
でも、まさに烙印、レッテルだよね。一生拭えないのだから。
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「辛」という字で思い出したことがあります。
田○まさし 逮捕前の誓いのことば。(Youtube)
みなさん、「辛い」という字を思い浮かべてください。
棒を一本足すだけで「幸せ」という字になります。
僕は幸せになるためのその棒を一本探しています。
マッチ棒クイズに似ていますが、なるほど上手いこといいますねえ。(微妙に違うと思いますが)
でも、この人の人生全てがギャグだから。