・諸将は挙って官軍にサタンした。
【意味】加勢すること。味方すること。
[史記(呂大后本紀)]
片肌脱いで左の肩をあらわす意。前漢の後臣周勃が呂氏一族を平らげようとした時、呂氏につくものは右袒せよ、劉氏につくものは左袒せよと、軍中に呼びかけたところ、みな左袒したという故事から。
タン
はだぬ(ぐ)、かたぬ(ぐ)
袒
【解字】形声。衣+旦。音符の旦タンは、地平線上に朝日があらわれるさまを示す。衣服の縫い目がほころびて肌があらわれる・着物を脱いで肌があらわれる意味を表す。
- はだぬぐ。かたぬぐ。着物を脱いで肩を出す。
- 昔の礼法のひとつ。左肩を脱いで下着を見せることで、吉凶ともに行う。刑を受ける人は右肩を脱ぐ。
- 人肌を脱ぐ。人をかばい、援護すること。
- 開く。
- ほころびる。とける。
左袒。
要するに、多数決の挙手と同じことなのでしょうか。
どちらが数えやすかったのかな。
当然、片肌を脱ぐのは手を挙げるより手間がかかることだから、心意気も加味していたのかもしれないね。
でも、日本の場合は着物だから割合簡単に出来てサマになったと思うけど、
中国の故事に出てくるような時代背景ではどのような衣服を着用していたか気になるところ。
まさか人民服みたいな洋服では当然無理があります。