まだシェルが幼犬、6ヶ月の頃のことです。
小学生だった子供がリードを持って家の前を歩かせていた時、
その道から続いてる大きい道に向かって突然勢いよく走ったので、
リードを離してしまいました。
家の前の道から約30メートルほどで、車が通る道に出ます。
住宅街なのでいつも車が走ってるとは限りませんが、
もし車が来てる時飛び出したら間違いなく撥ねられる場所です。
「あ~~」っというだけで止める間もなく、ものすごいスピードで走っていきました。
その間、約10数秒くらいでしょうか。
<短かったけど、もうシェルとバイバイなんだ~>
この子はリードを離したことを一生後悔するくらい
傷つく事になるかも知れない・・・どうしよう~。
とそんな事をぼんやり考えて、
妙にシンとした音のない世界で
冷静に見てたような気がします。
でもなんと予想に反して、
大きい道路に出る寸前でピタッと止まって振り返ったのです。
その瞳は、「みんなどうしてこないの?」
と笑っているようでした。
「ホッ」として力が抜けると同時に、
まだうちに来て2ヶ月くらいだったのに、
私達と繋がっていてくれたんだ・・・
とてもいとしく思いました。
あれから12年経ちましたが、
今でもあの時の光景は一瞬一瞬が
まるでビデオのコマ送りのように思いだせます。
あの凍りついたように止まった静かな時間も、
空の色も、まるで1枚の絵のように。
「フォトグラフィックメモリー」
という記憶力を持つ人がいるそうですが、
普段はそんな能力のない人でも、
危機の時とか、あまりにも印象的な出来事の時などは、
火事場の馬鹿力的にそんな記憶のマジックを見せてくれるのかも知れません。
子供のころの記憶にも、
そんな強烈な記憶が2つくらいあります。
なにかそんな記憶、ありませんか?
☆本文と関係のない古い写真をデジカメで写しました☆
☆修行中?迷走した記憶を瞑想中です(^^*)☆
5歳少し前くらいの頃だと思うのですが、
珍しく記録的な大雪が降った時です(199○?年)。
まったく思い出せないのですが、
これが普段の記憶力です。
☆シェルとティ(お茶)☆
今、えっつーさんの所を拝見してきましたので、
追加のアップで~~す(21時半:笑)
こちらにのみに反応されるかたも、大歓迎です!
銀座三越・GIOTTO(フルーツパフェ*ミルクティ)