定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

彼岸花

2023年10月08日 | 日記

 9月30日に台風14号が発生し、1951年以降では4番目に少ない発生数のようで、日本に接近した台風は8個あり、平年と比べて数は少ないものの、接近する割合は6割で、平年を上回っていとか・・・。

 朝夕は冷え込む様になって、暑い夏から急に冬に向かって準備しなければと、いろいろと思いめぐらす日々となりました。稲刈りも終わり、イチゴの苗を植える床を用意し、柿の木や梅畑の草刈りを行いに出かけたところ、所々に「彼岸花」が咲いていて、とてもきれいで、刈り取るのをためらいました。

 「彼岸花」は曼珠沙華(マンジュシャゲ)学名 Lycoris (リコリス)とも呼ばれ、9月中旬から赤い花が咲き始め(まれに白い花もあります)姿は独特で、すべての花が輪生状に外向きに並び、大きく反り返ります。

 「彼岸花」は全てが有毒(花・茎・根)で、誤って食べた場合は、吐き気や下痢、ひどい場合には中枢神経のマヒを起こして死にいたることもあるといいます。畑のモグラやネズミを寄せ付けず、田の土手にイノシシが穴を掘らないよう球根を植えて対策をしています。

 球根は良質のデンプンを含んでおり、食糧難の時代には長時間水にさらし、毒抜きをして食べていたそうです。しかし、毒抜きが不十分であったことなどが原因で死亡した例も数多くあったそうです。

 「葉 見ず 花 見ず」といわれるように、花の時期には葉がない風変わりな花で、わが家の庭の花壇では、植え放しでもよく咲いて、手のかからない球根植物です。来年も咲いてくれる頼もしい花です。

 

 

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