10月10日は、昭和39年に開催された東京オリンピックの開会式の日を記念して、昭和41年(1966年)に「体育の日」と定め、その後、平成12年(2000年)に「ハッピーマンデー制度」で祝日が移動、体育の日は10月第二月曜日となり、令和2年から「スポーツの日」と名称が変更され、今年は昨日の9日でした。きょうは「スポーツ」について考えてみたいと思います。
「体育」は、教育の一環として、スポーツを通じて運動能力や健康な生活を営む態度を養成しますが、「スポーツ」は、「運動の総称」で、勝敗を競ったり、楽しみを求めたりするのが目的で行うことを言います。体を動かして健康維持をするだけではなく、「遊び」「楽しみ」「ダイエット」「ストレス発散」「栄誉」など、あらゆる目的を含んでいます。
私が小学校のころは、秋に運動会を行ったものですが、近頃は5月に運動会を行う学校が増えたようです。たしかに秋は行事が多く、6年生や中学3年生では進学などの準備が絡んで春の方がやり易いのかもしれません。
学校で行うクラブ活動のうち、各種の大会では学校名の名誉を背負った戦いで、指導者は毎日の練習に力が入り、過去には行き過ぎた指導が体罰を生み、問題となる場合もありました。もちろん、体罰はいけませんが、児童・生徒にとって強くなりたいという願望は変わらないものがあると思うのです。
校外のクラブに参加することは自由としながらも、公立の学校では積極的に勧めていません・・・・でも何か変では? 建前ばかりの話で、児童・生徒の本音を理解していないのでは・・・・。
スポーツクラブの活動について、報道の在り方を含めて、今一度考え直す必要があると思うのです・・・・・・。