11月7日(火)、町内の公民館で楽山会(老人クラブ)の主催で、岡崎市役所長寿課予防係・講師 児玉さんを招いて「100歳まで しっかり食べよう」と題し、高齢者研修会(参加予定者33名)を予定しています。内容は講師にお任せですが、打ち合わせの段階ではゲームを取り入れて、楽しく進めていただけるとのことでした。
秋は「新米」が採れる季節であり、中華料理や欧米の料理など、手軽に食べられる時代となりました。日本食は和食も含まれ、日本人の好みに合わせてアレンジされたカレーライスやオムライス、ラーメンなどの料理も含まれます。日本人は何といっても「お米」を食べる習慣があって、手間暇がかかりますが、まだまだ和食も欠かせません。
和食は栄養バランスに優れた食材を利用することで調理法も、生のもの、干しもの、あえもの、焼く、煮る、発酵、蒸す、揚げると幅広く、自然の美しさや季節感を包丁などの道具を用いて器の中に表現し、使う器や調度品も多彩です。
特色は、素材の旬(しゅん)にこだわり、地域の風土・気候に根ざし、材料を最後まで使い切って無駄にすることはありません。最近では、国際的に注目を浴び、外国でも昆布や椎タケ、カツオ節などの「だし」を摂取して料理に用いることがあると言われています。
一汁三菜を基本とする和食のスタイルは理想的な栄養バランスだと思います。なかでも「だし」から摂る「うま味」を上手に使うことによって、塩分や油分を少なくする食生活が、肥満を防ぎ長寿を実現していると思うのです。
お正月には「おせち料理」、冬は「鍋料理」、春には「お花見弁当」などのように、食材の調理や調度品で季節感を表現し年間の行事と深く関わってきました。・・・・。また、料理も前菜から始まってデザートまで行事と季節感とを組み合わせた酒席での会席料理や、日本茶を美味しくいただくための懐石料理などがあります。