名前を付ける場合、その意味や動機を表現する場合が多く、名前は単なる符丁(記号・符号)ではなく、人が個別に認識できる固有の表現をし、「人」の場合は、本人も名前を意識することがあると思います。
人の場合は、生まれてきた子に「名付け」をし、多くは親や家族がしますが、地方によっては親族以外に「名付け親」が存在する場合があります。2023年男の子の名前ランキングは、 1位 蓮(れん)、2位 碧(あお)、3位 陽翔(はると)、女の子の名前ランキングは、 1位 陽葵(ひまり)、2位 凜(りん)、3位 翠(すい)でした。
物の場合は、ネーミング規則(コンピューター プログラムのソースコード上で開発者が名付ける識別名についての決まりごと)や商標登録(商品・サービスが他と区別するためにネーミングやマークが特許庁に登録されている)などに注意する必要があり、商標調査をパスしたネーミングが必要です。
Ⓡは「その商標が登録されていること」を示すシンボルマークで、 登録されている商標を無断で使用すると、商標権侵害になり、使用差止め請求や損害賠償請求の対象です。例えば「プロフェショナル キャリア カウンセラーⓇ」など・・・。
社名をつける場合も、既存の会社に似た名前を付けると、場合によっては不正競争防止法違反として、損害賠償を求められる可能性もあり注意が必要です。
「名は体(たい)を表す」とも言います。物や人の名前は、その中身や性質を的確に表すことが多く、私と同年代の人に勝利(かつとし)、勝久(かつひさ)、勝子(かつこ)など「勝」と言う文字を使った名前が多かったのは、戦前の生まれで「戦争に勝てばきっと良いことがある」という願望から名付けられたものと思います。
岡崎市長・ 内田やすひろ後援会・役員会にて 2024.10.23撮影