定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

三途の川と極楽

2024年10月26日 | 日記

 幼い頃、祖母の話では、三途の川(この世とあの世の境目にあるとされる川)を渡ると、エンマ様が生前の行いから、死後の裁定を下し、極楽(苦しみや災いのない世界)か、陰府(よみ)の世界(地下や海底に存在する死の世界)へ追いやられるので、真面目に生きろと・・・・・。

 真面目に生きなくても、極楽へ行くことができます。JR名古屋駅から中央線恵那経由、明智鉄道に揺られて30分弱、2008年(平成20年)に開設した「極楽駅」で下車すればよいのです。また、名古屋市内にもバス停「極楽」があります。名鉄バスセンターからバスが出ていて約1時間、平針からもバスで「極楽」へ行けます。

                         

 「人は永遠に生きる」など、できもしない事を考えないことです。老いと死は必ず来ますから、悲しまず、一瞬一瞬を自覚し、大切に生きる事だと思います。死んだ経験がありませんので、死後の世界は知りません。有るのかないのかも定かではありません。

 本物の死は「くたばる」とも言い、物質の世界から離れ、時間の概念が存在しなくなり、精神は覚醒する状態となり、こん睡状態にある人と類似すると言います。「くたばる」は、非常に疲れる、衰弱するという意味ですが、「くたばれ」となると、死んでしまえ、クソ食らえと、強烈な言葉ではないかと・・・。

 生きていれば、明日「くたばる」かもしれず、くたばる前に「終活」をすべきだとも言いますが、「明日のために きょう一日を大切に生きる」今、三途の川を渡るには、終活よりも「修活」ではないかと・・・。

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