夏の暑さが和らいで、少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。秋の夜長と言いますが、夕方5時を過ぎると暗くなり、翌朝 目覚めても外は暗く、近くの畑へ行って大根を間引こうにも、隣家の防犯用の明りに照らされて、まるでドロボーになった気分です。
朝の気温と昼の気温差が激しく、体調を崩す人もいるようです。こんな時はお風呂に入って温まり、早く寝ることでしょう。血液の循環をよくして、血流によって体を温め、お風呂や湯たんぽなどで外部から熱を与えることも効果的だと思います。
体温は上半身が高く下半身は低いので、体温の差を小さくすることは、病気の予防と改善に大切なことだと言われ、昔から健康法「頭寒足熱」と言い、血液の循環をよくすることでしょう。
秋が深まると、今まで口にしてきた日本酒も、かん酒が美味しくなります。酒の充て(枝豆、スルメ、焼き鳥など)も、熱く値上りして下げ止まらず、酔い心地は今1歩でしょうか・・・。
松尾芭蕉の晩年の句「秋 深き隣は何をする人ぞ」の様に、秋が深くなり隣の人の生活の音が聞こえ、酒のつまみに値上りした秋刀魚を焼けば、匂いまでも不要な心配をかけます。
10月6日 岡崎市長・市議会議員選挙、27日は衆議院議員選挙と、今月は「選挙月」でした。開票の結果、日本経済の血流と酔い心地はどのようになるのでしょうか。頭である「東京・霞が関・永田町・隼町」のみが熱く、足元の地方は冷えていて、「今にも悪酔いしそう」なのが、直るでしょうか。
押し花「コスモス」 制作者:陽子