長崎ぺんぎん日和

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高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2023九州 第2節 V·ファーレン長崎U-15 - ロアッソ熊本ジュニアユース▪V·ファーレンが九州リーグでは6年ぶりの勝利

2023-03-15 22:00:00 | V・ファーレンU-15
3月12日、高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2023九州の第2節 V·ファーレン長崎U-15-ロアッソ熊本ジュニアユースの試合が佐世保市総合グラウンド陸上競技場で行われ、V·ファーレンが4-1でロアッソに勝利しました。


スタメンとフォーメーション。
6年ぶりに九州の舞台に帰ってきたV·ファーレンと昨年無敗優勝のロアッソ。開幕戦では共に敗れてのスタートで、今季初勝利を目指します。


立ち上がりからボールを繋ぐロアッソに対し、組織的な守備から奪ってショートカウンターを繰り出し、決定機を作るV·ファーレンという構図。


8分、左からのサイドチェンジを受けた13阿比留がクロス性のボールを入れると、これがロアッソGKの頭上を越えゴールイン。


幸先よく先制すると、17分には再び13阿比留が右サイドをえぐって折り返しシュートのこぼれを13阿比留が押し込み、2-0。

昨年までの4-4-2ではなく、3-4-3でスタートしたV·ファーレン。佐賀洋司監督によると「前線にスピードのある選手が少ないので距離感を大事にしたかった」とのこと。
ロアッソのビルドアップに対し、前の3人で規制をかけ、中盤で奪う形がハマっていたように見えました。


しかし、ロアッソにもチャンス。25分、V·ファーレンのビルドアップを19禿が引っかけ、9増村がシュートもこれはDFがブロック。


逆に29分、V·ファーレンは裏へのロングボールを11村田が収め、浮かして決めて3-0。

37分、ロアッソは11大塚の突破からのシュートはGK1徳永セーブ。徐々にロアッソもボールを持てるようになりますが、V·ファーレンも変わらず奪ってからの攻撃でチャンスを作るという展開で前半終了。


後半、ギアを上げてきたロアッソ。2分にはカウンターで右サイド、V·ファーレンの3バック脇をウイングが突き、クロスを中央9増村が決め、3-1。


ロアッソのパススピードが上がり、球際も強くなり、V·ファーレンの3バック脇を取れるようになり、セットプレーのチャンスも増えます。


ただ、V·ファーレンもカウンターで決定機を作り出します。18分、カウンターから11村田のチャンスはロアッソGK1友下が片足でブロック。
逆にロアッソも右クロスから11大塚の決定機も外れます。

飲水明けからは再びV·ファーレンのプレスがかかるようになり、ショートカウンターからの決定機が増えますが、なかなか決まらず、ややじりじりした雰囲気。


そして、33分中盤の奪い合いを制したV·ファーレンが左へ展開し、7鳥越からハーフスペースを取った11村田が左足で決め、4-1。試合を決めました。


今季初勝利。そして、九州リーグでは6年ぶりの勝利となりました。

まだ始まったばかりですが、V·ファーレンにとっては自信になるでしょう。これからが楽しみです。

ロアッソもまだ軌道に乗れていない雰囲気ではありましたが、昨年の優勝チームなのでわかりません。


やはり九州の舞台は楽しいです!


2023 U-15長崎県リーグ1部開幕▪V·ファーレン長崎U-15(2nd) - キックスFC

2023-02-01 21:00:00 | V・ファーレンU-15

1月29日、高円宮杯JFA U-15サッカー2023長崎県FAリーグ1部が開幕。V·ファーレン長崎U-15(2nd)-キックスの試合を観戦しました。


県リーグ1部参加チーム
長崎ドリームFC
長崎南山中
スネイルSC
長崎レインボーSC
キックスFC
雲仙アルディート
島原市立第一中
FC雲仙エスティオール
エクセデール長崎FC
V·ファーレン長崎U-15(2nd)

昨年リーグ2部3位だったV·ファーレン2ndですが、プレーオフを経て、1stが九州リーグに昇格したこともあり(記事)、初の1部昇格となりました。ダブル昇格。



開幕戦のV·ファーレンのスタメン。
GK
31 松島 葵
DF
24 平尾 優空
18 上川 凛太朗
23 才木 琉偉
22 橋田 大和
MF
19 堀 隼人
25 川内 哉明
14 三浦 圓之助
28 池田 脩
FW
27 竹野 隼人
30 本田 麗月

オール1年生(4月から2年生)。ここからU-18に上がり、トップに上がる選手が出てくるのか?というのを見つけるのも楽しみ。
1部は2ndにとってはハイレベルなので、厳しい戦いになるとは思われますが、成長の場になることも間違いなく。まずは残留が目標でしょうか。1stが降格してこないことも前提ですが。

キックスも4-4-2。基本的にV·ファーレンと似た戦いをする印象です。サイドやFWを使う前進など。
県クラブユース(U-14)大会で準優勝、県クラブユース(U-13)大会で優勝するなど、今年のチームはレベルが高い予感です。

ただ、お名前がわからないので番号で呼ばせていただきます。


立ち上がりはキックスペース。ボールを奪ってFWが裏を取る場面が目立ちます。


V·ファーレンのほうは緊張もあるのか、上手く落ち着いてプレーが出来る様子ではなく、キックスががんがん仕掛けて来ます。
ボール保持者にプレッシャーがかからないため、どんどん裏を取れるキックス。


V·ファーレンは流れを掴めないまま、8分にキックス先制。11番。



その直後くらいからV·ファーレンも落ち着きを見せ始めます。ボールを奪えて、一人一人のコントロールや球際も良くなり、相手ペナルティエリア付近まで運べるように。14三浦(↑写真)の左足のラストパスが印象に残りました。


25川内はコーチングの声がよく響きます。


前半終わりにかけて、裏へのラストパスやサイド攻撃からのミドルシュートなどでゴールを脅かし、アディショナルタイムにはついに同点。14三浦のフリーキックくら28池田のヘディングで1-1。


ゴール動画はこちらにアップしています。


後半に入ると、キックスの強度が上がり、球際や切り替えの速さで優位に立ち、押し込む展開。


11番や9番が中央でキープ力を発揮し、サイドのスペースから決定機を作りますが、V·ファーレンはGK31松島のセーブなど身体を張って防ぎます。


しかし、耐えきれず、12分に11番。14分にも11番。いずれもV·ファーレンが繋ぎ切れずにキックスが奪ってショートカウンターの流れ。


34分にはキックスが左で奪って10番のサイドチェンジを受けた6番が決めて1-4。


しかし、V·ファーレンも諦めず、40分に裏に抜けた30本田が浮かしたシュートで2-4。


そのまま2-4で終了。

キックスの強度がまさったという試合でした。
個人的にV·ファーレンについての感想といえば、もう少し相手を揺さぶったり、ユニットでパスを回すように時間をかけてもいいのかなと。一発を狙う場面が多い気がしたので。U-18やU-15の1stを見ての印象です。
ただ、述べましたように、これから経験を積んでいけば良くなっていくという期待が大きいのでまた見に来たいと思います。

キックスの今後も気になりますね。


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V·ファーレン長崎U-15が悲願の九州リーグ昇格!▪2022九州各県U-15サッカーリーグチャレンジ大会 代表決定戦

2022-12-06 21:00:00 | V・ファーレンU-15

12月4日、「KYFA九州各県U-15サッカーリーグチャレンジ大会 代表決定戦」が福岡フットボールセンターで開催され、前日の1回戦でセントラルFC宮崎を4-0で下して決定戦に進んでいたV·ファーレン長崎U-15はスマイス·セレソン(大分県代表)を3-1で破り、九州リーグ(高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ九州)に昇格を決めました。

クラブチームも中学サッカー部も合わせて戦う高円宮杯JFAサッカーリーグ。U-15には全国のリーグがなく、九州がトップリーグです。それでもサガン鳥栖など全国レベルのチームもいるリーグ。そこで戦うことがレベルアップに繋がるわけですが、V·ファーレン長崎U-15は2017年(五月田星矢選手がキャプテン時)の一度しか所属したことがなく、ずっと県リーグで戦ってきて昇格は悲願でした。

昨年の悔しさを経て(あと一歩でこぼれ落ちた昇格▪11.28 九州各県U-15サッカーリーグチャレンジ大会 決定戦 V·ファーレン長崎-筑後FC - 長崎ぺんぎん日和)、今年は名古屋アカデミーなどで経験豊富な佐賀洋司さんが監督に就任し、ボールを奪いに行くアグレッシブなサッカーを植え付け長崎県リーグを制しました(V·ファーレン長崎U-15が2022年の県リーグ優勝で悲願の九州リーグ昇格再挑戦へ - 長崎ぺんぎん日和)。

そして、再び挑んだ昇格プレーオフであるチャレンジ大会を勝ち抜きました。



V·ファーレンのスタメン。県リーグ終盤に不在だったエース9大山が復帰しています。それ以外は県リーグ最終戦と同じ。



スマイス·セレソンはロングボールを蹴ってセカンドボールを取ってクロスを入れてくるチーム。試合も切り替えの激しいオープンな様相となりました。



佐賀監督が「ウチは蹴ってくるチームには間延びしてしまうところがあったので、セカンドボールのところをしっかり対応出来るようにしました」と語っていたとおり、選手たちはセカンドボールと切り替えのところで落ち着いた対応を見せると、3分に16山道のクロスを6村田、20分に13田中のクロスを9大山とサイド攻撃で効率的に2点を奪って前半を折り返します。



後半に入ると勢いを強めるスマイス·セレソンに、GK1原も忙しくなります。7番のシュートがポストを直撃するなど、失点してもおかしくない時間帯もありました。



しかし、我慢しながらカウンターを繰り出していたV·ファーレン。33分に3点目。9大山のクロスをフリーの2年生10岩永が確実に決めました。

直後には1失点してしまいますが、声を掛け合い残り時間も落ち着いて対応。そのまま3-1で勝利。


勝利のカンターレをさせてもらいました。ちょっとずつ覚えてくれたかな?



昇格の置き土産と共に3年生は卒業となりました。お疲れ様!


そして来年からは降格を回避しつつ、長く戦っていくことが目標になってきます。



佐賀監督も「鍛え直します」と意気込みを語ってくれました。頼もしいです。ありがとうございました。

選手も保護者の皆さんも快く受け入れてくださり、感謝いたします。お世話になりました。


九州リーグでの戦いが楽しみです!



【高円宮杯JFA U-15 サッカーリーグ2023九州】
ロアッソ熊本
サガン鳥栖
アビスパ福岡
ソレッソ熊本
アリーバ
サガン鳥栖唐津
太陽SC
日章学園
大分トリニータ
大分トリニータ宇佐
V·ファーレン長崎
神村学園

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V·ファーレン長崎U-15が2022年の県リーグ優勝で悲願の九州リーグ昇格再挑戦へ

2022-09-28 21:00:00 | V・ファーレンU-15

V·ファーレン長崎U-15が戦う高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2022長崎県FAリーグ1部は18節(vs佐々中)が9/23に、15節延期分(vs長崎ドリームFC)が9/24に開催され、佐々中に25-0、ドリームに2-1で勝利し、3年連続のリーグ優勝を決めました。九州リーグチャレンジ大会(12月開催予定)の出場権を獲得し、そこで勝ち抜けば九州リーグ昇格が決まります。

過去に九州リーグには2017年(五月田星矢キャプテン時)に在籍し、一年で降格。2018年はチャレンジ大会で2回戦敗退。2019年はリーグ2位で不参加。2020年はコロナの影響で昇降格なし。2021年は勝てば昇格が決まる試合でPK戦敗退でした。

U-15のカテゴリーでのリーグ戦は九州リーグが最高レベル。そこに上がり、降格せずに戦い続けることは高いレベルを維持するのに不可欠。しかし、これまで1年しか在籍出来ていないV·ファーレン長崎U-15にとっては昇格は悲願です。

昨年は本当に惜しかった(記事


今年は佐賀洋司監督が新たに就任し、アグレッシブなサッカーをしており、九州クラブユース選手権では全国3位となるサガン鳥栖にPK戦で敗れたとはいえ、1-1のゲームをしており、期待が高まります。



長崎市田中町で開催された18節佐々中戦。2ndチームが出場する2部が島原で開催されることもあってか、こちらには1年生がベンチも含めて複数入っていました。ちなみに2ndチームも1stチームとのダブル昇格を狙います(1stチームと2ndチームは同じカテゴリーに在籍出来ないため、1stが九州リーグ昇格なら2ndもプレーオフの結果次第で昇格可能)。



さて、1年生も入った佐々中戦ですが、中心メンバーはU-18昇格も決まっている8上戸、11池田、5大束ら不変(大山星七は欠場)。
力の差がある相手でも緩めることなく攻めて攻めて攻め抜くサッカーを展開。



得点者:竹野隼人、村田壮優③、岩永大翔、池田一甥大④、松本士苑②、酒井瑞生⑥、柴田陽太郎②、上戸涼生③、大束誠人、川内哉明、平尾優空

1年生3名も得点をあげ、いい経験になったでしょうか。同時にリーグ優勝に王手としました。



翌24日のドリーム戦は島原市の平成町人工芝グラウンドで開催。預けてある横断幕を保護者の方が掲げてくださっていました。いつもありがとうございます。



V·ファーレンのスタメンは佐々中戦から3名変更。ボランチの8上戸がFW、サイドバックの5大束がサイドハーフに。このチームはポジションチェンジが多いのも面白いところ。FW大山が不在なのも影響しているかもしれませんが。



試合は立ち上がりにドリームが10番の突破からシュートまでいき、コーナーキックのチャンスを作りますが、その後はセカンドボールなど中盤の争いが激しい展開。球際の攻防が続きます。



前半20分頃、V·ファーレンが怒涛のカウンターで先制。攻め込まれた後に大きくクリアすることなく繋ぎ、6村田から11池田へ。池田が持ち前のドリブルで単独で持ち上がりクロス。



これを5大束がダイレクトボレーで決めました。11池田のゴリゴリしたドリブルは武器ですね。

この後くらいからV·ファーレンがGKから繋いでビルドアップし、ドリームがプレッシングでカウンターを狙う流れに。



32分頃、V·ファーレンの追加点。11池田が中央で溜めを作り、右サイド6村田へ。村田はそのままカットインし、左足で決めました。



ドリームも10番らの縦への仕掛けが鋭い選手が多く、フリーキックなどのチャンスを作りますが得点はならず、2-0で前半終了。


後半に入ると、ドリームがボールを保持し、V·ファーレンが奪ってショートカウンターな展開に。これでV·ファーレンがシュートチャンスを数多く作りますが、いずれも決められず。試合後に佐賀監督も「決めるところを決めないと」とおっしゃっていましたが、そこは課題でしょうか。



そして、後半飲水タイム直前にドリームが1点返します。中盤でルーズボールが10番に渡り、ハーフスペースを抜ける9番に。そのまま抜け出して決めて2-1。



ただ、ドリームにペースを渡すことなく攻め込みますが、追加点はならず。しかし、そのまま逃げ切り勝利。



リーグ優勝ということでカンターレをやらせていただきました。U-15でやるのは3年ぶりくらいですね。機会がなくて。
で、カンターレがわからないという選手も多く戸惑いました。それほど長くトップチームも声出し応援がなく、見る機会もなかったということですね。

九州リーグチャレンジ大会や高円宮杯九州予選を見に行けてそこで勝ったらまたやりたいです!

楽しみにしています!

V·ファーレン長崎U-15 上戸 涼生 選手、池田 一甥大 選手、大束 誠人 選手、大山 星七 選手のU-18昇格が発表されました

2022-09-09 12:00:00 | V・ファーレンU-15

V·ファーレン長崎U-15所属の4選手のU-18への昇格が発表されました。

今までこういうリリースはなかったので、とても良いと思います。ありがたいです。


上戸 涼生(カミト リク)選手
前所属:戸石FC
ポジション:MF
左足の正確なキックでパスを散らしたり、フリーキックでゴールを狙えるボランチ。



池田 一甥大(イケダ ヒオタ)選手
前所属:御館山SSS
ポジション:FW、サイドハーフ
ボールを収めるプレーと、ゴリゴリ仕掛けるドリブルでゴールに迫るアタッカー。




大束 誠人(オオツカ マサヒト)選手
前所属:IMURA FC
ポジション:左サイドバック
積極的な左サイドのオーバーラップからのクロスでチャンスを演出する。



大山 星七(オオヤマ セナ)選手
前所属:V·ファーレン長崎U-12
ポジション:FW
裏への飛び出しからゴールを量産する得点感覚に優れた選手。



来年からも楽しみにしていますが、ユースに上がらない選手たちも応援していますし、まだU-15は九州リーグ昇格など目標が残っているので期待しています。