外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

の~んびりムード

2013年11月08日 | 日記
11月8日(金) 曇り

雨が降りそうで降らない雲の厚い空模様でした。
来週末にはこちらでも暖房が入るそうなのですが、濰坊よりも暖かいせいもあって
以前のように暖房を待ち焦がれるといった状況ではないですね。

今週も一週間が終わり、学校のカレンダーでは1学期の折り返しとなりました。
私の授業は2・3年生が1月第一週まで、1年生がその翌週まで。年末年始がそれぞれ
期末試験ということになりそうです。
毎学期ともこの試験問題作成が頭の痛いところですが、教案を提出する義務がないため
(学期始めにそう伝えられましたが、急遽変更ということもあるかもしれません)
その点はまだ楽ですね。

今週もまた2年生の午後の授業で一週間を終わったのですが、今週ずっと続けてきた
日本の大学の説明を今日も約1時間使って実施しました。
昨日の3年生はかなり真剣に聞いており、休憩時間に数人の学生が資料に見入っている
のを見て北京から重い思いをして持って帰った甲斐があったと少し嬉しかったのですが
今日の2年生はかなり反応が薄い。
もう一つの2年生のクラスと比べても、やはり薄い。

クラス全体の雰囲気が、どことなくゆっくりと時間が流れているというか、のんびり感が
あるのですね。
「録音聴いてますか?」と尋ねれば、他のクラスなら罰が悪そうな雰囲気になるところが
このクラスでは「いいえ」と能天気な答えが返ってくる。
こちらも苦笑いするしかない。

私が日本語で説明し、「分かりましたか」と尋ねかけ
真剣な顔つきで分からなかったという反応であればいいのですが、ここではポカンという
顔が多く、仕方なく後半になるに従って中国語だけでの説明が多くなるという状態です。
なにせ、最後に
「では今日はここまで、お疲れさまでした」の声に反応する学生が少なく、私が一人
教壇の机の上を片付け始めるという、なんとも締りのない状態になるのです。

もう一つの2年生のクラスには、以前濰坊で非常勤講師をしていた研修派遣会社の役職
(現在は社長夫人)の妹がおり、かなりの緊張感を持って授業に臨んでくれているの
ですが、それ以外にも学期が始まった頃は後ろに陣取っていた女子学生が最近は前に
陣取り私の話に真剣に耳を傾けていたり、チャットしたことのある男子学生が全て日本語で
チャットするなど意識が比較的高いのですね。

贔屓目に見て金曜日の最後の授業ですから、既に気分は週末モードというのも分からぬでも
ないのですが、1年後にこの2クラスは大きな差が出そうで心配ですね。
コメント
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