神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

一の太刀

2020-05-07 13:45:59 | 演劇

 先行きわからぬGWを終え、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 私は休み中らしく、休んでおりました。元々、一人っ子ですので、一人で過ごすことには慣れております。大勢でいる方が珍しいくらいです。ちなみに、連れ○○なることはできません、しません。誰かとでないと○○できない、などということはありません。今は海外ドラマ(「Lie to me」)にはまって毎日2話ずつ観ております。すぐに全シリーズ観てしまうことでしょう(既に「HEROS」はコンプリート)。                         

 天六や扇町公園を散歩したり、海外ドラマや録りだめしていた番組を観たり、なかなか進まなかった本を読んだり、と。何でもできて楽しい日々でした(外出は最小限でしたよ)。一人っ子は自分と向き合うのに慣れています。ただ自分の本質と向き合うことは、皆さん同様苦手ですけれどね。

 遠く彼方の景色を見ましょう。この際ですから、のんびりとした視界を得ましょう。夕日、空、雲、月、山、海…何でもいいです。しばらくすると、自分に問いかけてくる声に気づきます。何も聞こえなくとも何かを思い浮かべます。集中できない方は多分すぐ止めちゃうと思いますけど。

 まずは振りかぶって息を整え、振り下ろしてみましょう。最初の一太刀を。手応えがなければもう一度。何度でも何度でも、今初めて振るかのように振る(打つ)のです。何百回でも何千回でも、「一の太刀」を。

 私たちは、あまり自分の一挙手一投足を見直すことなんてしません。しかし、この際です。足の裏の感覚、掌の感覚、遠くを眺める、良い香りを嗅ぐ、水を触る 等々…。あらためてやってみるのも面白いですよ。

                  

                     ふと shape of water を想う

 

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