「なつはきぬ」と読みます。カ行変格活用は漢字のままだとわかりにくいですね。「こ」なのか「き」なのか。「きぬ」(カ変+助動詞完了)と読めば「来た」であり、「こぬ」(カ変+助動詞打消)であれば「来ない」になります。
また 夏がやって来ました! 夏といえば怪談。怪談といえば劇団すかんぽ長屋「深川生首橋」。7月18・19日大阪in→dependent theatre 1stにて公演の予定です。怪談というと「ダメ!」と拒否反応をされる方も多いと存じます。いろんな怪談があると思いますが、所謂この世に思いを残して逝ってしまった者の無念であったり、純粋な不可思議であったりと、そこには様々なドラマがあると思います。
では、なぜ怪談やホラーは怖いのでしょう?
一般的な死ではなく、特殊な状況で死と向き合うことが恐ろしいのではないでしょうか。怪談ですから、それ(死)を際立たせているので、日常見たくないものと強く向き合わなければならない。となれば、やはりそれはツライでしょうね。「死」は未知なるもの、不条理なものとして我々に迫ってきます。しかし、「死」と向き合うということは「生」を意識することにもつながります。「死」を見つめ、突き詰めていくことが「生」を追い求めていくことにもつながっていると私は思っています。ホラー好きは死が好きなわけではないのです。「生」を実感しようとしているのです。ただカタチが極端なもんだから、敬遠されがちですが…。
2010年に、劇団ハレンチキャラメル(既に解散)第4回公演で「流しの下の骨を見ろ!」という怪談をやりました。今回も4回目(夏だし)、怪談ものをやります。よかったら覗いてやってくださいな。お客様あっての私らです Σ(´∀`;)