仏映画「ル・ジタン」。当時(50年近く前)アランドロンの映画をよく観に行ってました。ドロンはフィルムノアールがよく似合っていました。追いつめられて裏社会へとどんどん身を沈めで行くドロン。ジタン(ジプシー)であることで迫害を受け、犯罪でしか抵抗できない男を演じました。
私達は運がよかっただけなんでしょう。ならず者や生活破綻者にならずに済んでいますが、ひとつ間違えば、時代が違っていたなら…どうなってたかわかりませんものね。
拳銃を撃ったり、刑務所に入れられたりはしてませんが、我ら河原乞食など、社会的にはほとんど破綻しているのかもしれません。これは悲観的ではなく、現実的感想です。
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