足が冷えたいすると明け方おこったりするこむら返り。痛い。とても痛い。そんな人生もあるのです。演劇人なんて、人生がこむら返っているのです。私などは心がこむら返っています。その痛いのなんの。
芝居をしていたからこその、この面白い人生なんですが、それは痛みを伴うものなのです。すべての選択が「芝居」の二文字を基準になされたのです。自分のアイデンティティあっての人生ですから当たり前といえば当たり前なのですが…。
ふと、別の人生をイメージする時があります。考えても詮無いことなのですが、別の自分をつい眺めてしまうことがあるのです。愛がこむら返っています。それでも、まだ誰かを愛せる自分にほっとしたりもしています。まだまだ捨てたものではないのかな、と。
承りました。当日、受付にてお名前をおっしゃってください。ありがとうございました。