四万十川のほとりにて

Uターン爺さんのガーデニングや田舎暮らしを日記に。

最近読んだ面白かった本

2019-05-28 06:52:08 | 日記
クローニンの城砦に引き続き、最近読んだ本で興味深かったものを数点ご紹介します。

1、[父が娘に語る経済の話]ヤニス・バルファキス著、ダイヤモンド社。著者はギリシャの経済学者。なぜ今の社会は格差が大きいか、貧富の格差が資本主義の必然。やさしく一気に読める、止められない本。

2、[昭和史 1926-1945]半藤一利著、平凡社。昭和になって20年までは戦争の時代。歴史探偵と称する著者はいかに負けると判っていた戦争に突き進んだかを判りやすく示してくれる。政府や軍、マスコミ、一般大衆が一方向に動き出す恐ろしさを示した良書。

3、[反貧困]湯浅 誠著、岩波新書1124。うっかり足を滑らしたら貧困のどん底まで滑り落ちてしまう社会、それが今の日本。豊富な資料と著者の体験を通して社会をえぐる。久しぶりに読み応えのある本に出合った。

4、[日本人の勝算]デービット・アトキンソン著、東洋経済新報社。人口減少が確実な日本が、最貧国にならないためのアドヴァイス。最低賃金を計画的に2倍に上げ、一人当たりの生産性を上げなければ、日本は貧乏国になる.至言!!!

5、[人類哲学序説]梅原 猛著、岩波新書1422。昨年亡くなった著者の優しい哲学書。哲学は難解な本が多いが、この本は日本人ならすんなり理解できる。    以上
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クローニンの[城砦]を60年ぶりに読む

2019-05-27 10:19:07 | 日記
クローニンDr.A.J.Croninの城砦The citadelを図書館に依頼して探し、60年ぶりに読んだ。大学卒業したばかりの若き医者アンドルー・マンスンの物語で、1937年に出版された。自分が生まれる前の本、この本を大学入学前に読んで、痛く感動し今でも忘れられなかった思い出の本だ。恥をさらすようだが、自分はとてもマンスンのような医者にはなれないと、医学部受験を断念した。もちろん自分の学力は医学部に合格するだけの力は無かったが…。
マンスンは、セントアンドルース大学を卒業してウエールズの炭鉱町に初めて医者として出発する。様々な出来事や人間関係に悩み成長してゆく。炭鉱の落盤事故で一人の鉱夫を高さ2フィートの構内で足の切断する場面は、ショックだ。
小学校の女教師クリスチンとの出会いや交流も胸をときめかしたものだった。イギリスの医学会や様々な制約など(すなわち城砦)に敢然と対決してゆく姿にも感動した。
この本は医者にたいへん好かれた本だそうです。医者になる人のバイブルと言われたそうです。医者のみならず一般の若き人々に一度は読んでほしい本ですね。
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利岡小学校とヒマワリ種まき

2019-05-19 14:22:40 | 日記
今年も利岡小学校5,6年生と一緒にヒマワリの種まきを行った。花見や種の収穫と油搾り、残った種の福島ヒマワリプロジェクトへ送付など子供たちと一緒に遊びます。年寄りと子供たちの交流です。
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3か所のバラ園の写真

2019-05-16 10:19:50 | 日記
最近訪問した3か所のバラ園の写真を2枚づつ掲載します。上から瓦館(菊間町)バラ祭り、吉海バラ園(来島海峡の大島)下の2枚は、すみれの丘(愛媛県松野町)です。それぞれ素晴らしいのですが、バラのみでなくいろいろな花と一緒のすみれの丘が自分は好きです。コーヒー付き500円の入場料が要ります。
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しまなみ海道をサイクリング

2019-05-14 06:07:41 | 日記
日曜日、しまなみ海道を自転車で走った。20インチの折り畳み自転車を車に積んで、とことこ今治市までゆき、途中、瓦館で催していたバラ祭りを見物、おまけにバラの苗を買ったりしながら、来島海峡の大橋のたもとにある糸山レンタサイクルに着いた。そこで折り畳み時自転車を組み立てて出発し、来島海峡大橋(12km)を1時間かけてわたり、おおしまの吉海バラ園へ。来島海峡大橋は思ったよりアップダウンがあり20インチの小さな自転車では苦しい思いをした。写真のように専用の歩行者や自転車の道がついており、安心して走れるし、何よりもタダが魅力的だ。景色もいいし人生一度でいいから走ってみることお勧めします。
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