クローニンの城砦に引き続き、最近読んだ本で興味深かったものを数点ご紹介します。
1、[父が娘に語る経済の話]ヤニス・バルファキス著、ダイヤモンド社。著者はギリシャの経済学者。なぜ今の社会は格差が大きいか、貧富の格差が資本主義の必然。やさしく一気に読める、止められない本。
2、[昭和史 1926-1945]半藤一利著、平凡社。昭和になって20年までは戦争の時代。歴史探偵と称する著者はいかに負けると判っていた戦争に突き進んだかを判りやすく示してくれる。政府や軍、マスコミ、一般大衆が一方向に動き出す恐ろしさを示した良書。
3、[反貧困]湯浅 誠著、岩波新書1124。うっかり足を滑らしたら貧困のどん底まで滑り落ちてしまう社会、それが今の日本。豊富な資料と著者の体験を通して社会をえぐる。久しぶりに読み応えのある本に出合った。
4、[日本人の勝算]デービット・アトキンソン著、東洋経済新報社。人口減少が確実な日本が、最貧国にならないためのアドヴァイス。最低賃金を計画的に2倍に上げ、一人当たりの生産性を上げなければ、日本は貧乏国になる.至言!!!
5、[人類哲学序説]梅原 猛著、岩波新書1422。昨年亡くなった著者の優しい哲学書。哲学は難解な本が多いが、この本は日本人ならすんなり理解できる。 以上
1、[父が娘に語る経済の話]ヤニス・バルファキス著、ダイヤモンド社。著者はギリシャの経済学者。なぜ今の社会は格差が大きいか、貧富の格差が資本主義の必然。やさしく一気に読める、止められない本。
2、[昭和史 1926-1945]半藤一利著、平凡社。昭和になって20年までは戦争の時代。歴史探偵と称する著者はいかに負けると判っていた戦争に突き進んだかを判りやすく示してくれる。政府や軍、マスコミ、一般大衆が一方向に動き出す恐ろしさを示した良書。
3、[反貧困]湯浅 誠著、岩波新書1124。うっかり足を滑らしたら貧困のどん底まで滑り落ちてしまう社会、それが今の日本。豊富な資料と著者の体験を通して社会をえぐる。久しぶりに読み応えのある本に出合った。
4、[日本人の勝算]デービット・アトキンソン著、東洋経済新報社。人口減少が確実な日本が、最貧国にならないためのアドヴァイス。最低賃金を計画的に2倍に上げ、一人当たりの生産性を上げなければ、日本は貧乏国になる.至言!!!
5、[人類哲学序説]梅原 猛著、岩波新書1422。昨年亡くなった著者の優しい哲学書。哲学は難解な本が多いが、この本は日本人ならすんなり理解できる。 以上