みなさん。7月17日の祇園祭の山鉾巡行に行かれましたか?院長は…用事でどうしても行く事が出来ませんでした
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宵山にも行けず、山鉾巡行にも行けなかった院長&長官&ブラックは、悲しく慎整体院に飾ってある
ミニチュアを眺めていました。そんな中、山鉾巡行を見に行かれた患者さんから写真を提供して頂く事が出来ました
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ありがとうございます。きれいな写真の数々に行った気分になる事が出来た慎整体院。いつもの笑顔が戻りました
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その写真の数々を紹介したいと思います。ほっこりブログをご覧のみなさん!『動く美術館』と呼ばれる山鉾巡行に、行った気分になって下さいね
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「籤取らずの長刀鉾」という通り、長刀鉾は巡行に毎年先頭を承っています。
三条小鍛治宗近が鍛という長刀を竿頭高くかざして疾病邪悪を攘いながら厳然と進みます。
しかし刀先は決して御所と八坂神社の方には向かないように注意しているんですよ。
この鉾にのみ五位の位を授かったお稚児さんが正面に乗って巡行します。
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今年のくじ一番の芦刈山(あしかりやま)です。
妻にさられて一人さびしく芦を刈る老翁の姿をあらわしています。
ご神体の古衣装として、天正銘のある小袖があり、重要文化財に指定されています。
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白楽天山(はくらくてんやま)です。
唐の詩人白楽天が、道林禅師に仏法の大意を問うところです。
前懸はトロイ城陥落を描いた十六世紀の毛綴です。
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綾傘鉾(あやかさほこ)です。
傘鉾の一つで、大きな傘と棒ふりばやしの行列です。
棒ふりばやしは赤熊をかぶり、棒を持った者が鉦、太鼓、笛に合わせて踊ります。
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伯牙山(はくがやま)です。
中国の周の時代、琴の名人伯牙が友人鐘子期の死を聞いて、
その琴の弦を断ったという故事からきています。前懸は慶寿裂の逸品です。
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月鉾(つきほこ)です。
鉾頭に新月をつけ、「天王座」には月読尊を祀っています。
屋根裏の草花図は円山応挙筆、前懸のメダリオン絨毯は十七世紀インド製の逸品です。
軒桁、四本柱等の飾金具はいずれも見事なものです。
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木賊山(とくさやま)です。
わが子を人にさらわれて一人信濃国伏屋の里で木賊を刈る翁をあらわしています。
ご神体は元禄五年の墨書銘をもっています。
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菊水鉾(きくすいほこ)です。
町内にあった菊水井戸にちなんで名付けられ、鉾頭には金色の菊花をつけます。
昭和27年88年ぶりに再興され、以来年々装飾が充実し、
昭和の鉾としての偉容を示してきています。
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蟷螂山(とうろうやま)です。
「かまきり山」とも呼ばれ、かまきりと御所車の車輪が動くなど
山鉾として唯一のからくりがほどこされています。
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放下鉾(ほうかほこ)です。
鉾の名前は「天王座」に放下僧を祀るのに由来しています。
鉾頭は、日、月、星三光が下界を照らす形をしています。
新下水引は、華厳宗祖師絵伝を下絵にした綴織。
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岩戸山(いわとやま)です。
天照大神の岩戸隠れの神話に由来しています。
天照大神、手力雄尊など三体のご神体を祀る曳出が、
伊弊諾尊は屋根上に安置しています。
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船鉾(ふねほこ)です。
神功皇后の説話によって鉾全体を船の形にしています。
舳先には金色の鷁、船尾には飛龍文の舵をつけています。
巡行のとき鉾の上には神功皇后と三神像を祀ります。
"ここからは後の巡行です"
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北観音山(きたかんのんやま)です。
楊柳観音像と韋駄天像を安置する曵山です。
見送の紅地百子喜遊図は17世紀中国明朝の優品です。
観音懺法にちなみ柳枝を付けます。飾金具はいずれも豪華です。
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橋弁慶山(はしべんけいやま)です。
弁慶と牛若丸が五条大橋で戦う姿をあらわしています。
これらの人形には永禄六年の古い銘があり貴重です。
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黒主山(くろぬしやま)です。
歌人大伴黒主が桜の花をあおぎながめている姿です。
ご神体は寛政元年の作です。前懸は中国の雲龍文綴錦です。
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南観音山(みなみかんのんやま)です。
楊柳観音像と脇侍の善財童子像を祀る曵山で柳枝を付けます。
新しい見送は加山又造筆の龍王田渡海図です。
ほかにペルシャ絹絨毯の貴重な旧前懸があります。