クラウス・メルテン工房の煙出し人形 2007年12月20日 | 季節の飾り ドイツのエルツ地方ザイフェン(チェコ共和国の国境の近く)のクラウス・メルテン(Klaus Merten,1937-)工房の煙出し人形です。顔に大変特徴があります。煙出し人形は当時ザイフェンの東隣にあったハイデルベルク村でHaustein(ハウシュタイン)が1856年か1857年に、叔父(伯父)のフェルディナンド・フロースと初めて作ったそうです。 クラウス・メルテンは、1948年に途絶えてしまったHaustein(ハウシュタイン)家の煙出し人形作りの伝統を、1985 年から復活させてくれました。つまり、「Haustein(ハウシュタイン)の煙出し人形」の流れを引き継ぐ正統派ですね。 元はザイフェンの博物館で修復のお仕事をされていたクラウス・メルテンが工房を設立され、2000年に長男Matthias氏に引き継がれたそうで、現在はそのお二人で工房を営んでおられます。 胴体の中にお香を入れて火をつけたら、口から煙が出て来る、お香焚きの人形。 口から煙草を吸うように煙が出て来る姿はとても楽しいです。そんな素晴らしい貴重な煙出し人形が、現在慎整体院飾ってあります。クリックすると大きくなりますのでお楽しみ下さい一番下の『慎整体院のクリスマス2007』の動画でも煙がモクモク出ている所がご覧になれますよ ザイフェンの場所の地図です。クリックすると大きくなります。 こちらから、煙出し人形の動画も観られます