ドイツの伝統的なクリスマスオーナメントの一つである『クリスマスピラミッド』です。『光のピラミッド』とも言われています
エルツ地方ザイフェン村の工房で作られています。
地中深く暗闇の中で働き、光に憧れたエルツ山地の鉱山労働者の生活から生まれた、まさに心に光が灯るような素敵な品です。エルツ地方の村々はかつて採鉱で生計を立てていました。採鉱業が衰退してから木工品やおもちゃで有名になりましたが、今でもその歴史を留めたものがたくさんあります。
このクリスマスピラミッドもその一つ。円錐形はその鉱山をかたどったものです。高さ30cmほどの小さいものから、屋外に置かれたものは高さ10m以上のものもあります。ピラミッドの土台にキャンドルを立て火を灯すと熱によって上昇気流が起こりてっぺんのプロペラが回る仕掛けになっています。これも採鉱装置からヒントを得たものです。灯かりだけでも楽しめますが、羽が回るとお人形の影が映し出される様子は、メルヘンチックで本当に素敵です
おもちゃ作りのマイスター(親方)が丁寧に作った手作りの品で、とても完成度の高い逸品。もう、おもちゃというより芸術品です
クリックするとアップで見られます。また、一番下の動画では実際にくるくる回るメルヘンチックな様子が観られますよ
くるくる回るクリスマスピラミッドがこちらから観られます