母親の施設へ冬着を数枚、バイクで届けついでに伊勢原の町外れにあるスーパー「わくわく広場」「「フラワーランド」等で食材を物色する。お目当ての柚子、みかんの地元産を入手できた。「みかん」は小粒の酸が強い愛好品が今年もみつかった。「柚子」は風呂用と「柚子ジャム」を思いつくが、品数が不足している様子だ。「フラワーランド」は地元果実、野菜を在庫していないが、菓子や調味料などが安い。
「わくわく」ではようやく冬野菜が安くなって活気を感じる。湘南二宮産の「赤大根」、伊勢原産の「蕪」「大根」がとてもよい色艶を発しているのに魅せられて買ってくる。金曜のオフということで大根は夕餉の「おでん」に活用する。「蕪」と「赤大根」は甘酢漬けに挑戦してみる。外気温が10℃を割って冷え込んでいる夜半、空は冬の満月、星は近くで煌めいている。塩漬けした容器を庭の方へ出して水が上がってくるのを一晩待つことにする。翌朝、甘酢を足して柚子を刻んでちらした「赤大根の甘酢漬け」が完成した。
大根、鰯つみれ、竹輪等をアゴ(トビウオ)出汁、昆布汁のブレンドで弱火でコトコトと煮込んだ、翌日持ち越しの「おでん」の副菜品としては申し分のない仕上がりになった。