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新緑の京都ー大文字山に登る

2007年06月01日 | 旅行
服部です。
さて哲学の道のそばに泊まって京都の二日目。今日会う夫の友人は昨日の人とは違って早期退職した後 ふるさとの京都にもどって きのこ観察会や「まつたけを増やすプロジェクト」に参加して山を歩き回っている元気な人です。「銀閣寺のそばに泊まるなら朝食前に大文字山に登ろう。登るったって30分くらいだよ」という彼の提案で7時半銀閣寺のそばの道から大文字山に登り始めました。スマートな男性二人はスイスイ登って行きますが(夫は腰が痛いとか言ってたくせにぃ。。)私はゼイゼイハアハア、日頃の運動不足がこたえます。こんな時間でももう降りてくる人たちがたくさんいました。犬を連れたお散歩風の人や学生さんのグループなど。とうとう大文字の大の字の横棒の場所に到達!



大文字の送り火が燃えているところを一度も見たことがないのですが 薪は一直線にびっしり並べるのではなくて ところどころに置くだけなんですね。ここに大きな薪の山を置いて火をつければ下からは線のようにつながって見えるのでしょう。
(二本平行に並んで置いてあるのが台なのだそうです。)

ここから京都の町が一望のもとに見渡せるはずでしたが ちょっとかすんでいます。黄砂のせいだそうですが、、手前の森が吉田山、その後ろに立っている二つの茶色の建物が京大、奥の森は御所とのことです。あのへんてこな京都タワーが建ってからもう40年くらいだそうですが やっぱり今でも変。目だちます。




大の字の先端まで登ってから 降りてきました。法然院へ。ここには谷崎潤一郎のお墓があります。私は彼の大ファンなのでお参りに。(実は2度目)
さらに南禅寺まで歩いて行ってきました。ほんとうに久しぶりです。以前に来たのは子供の頃だったような気がします。ここも苔と木々の新緑がほんとうに美しく幸せな気分になりました。

さて、この時計台はどこかわかりますか?このすばらしい楠の下では学生たちが寝転んだりお弁当を食べたりしていました。京大の時計台です。



いっしょに山に登った友人はもと京大生、彼に誘われてこの時計台の建物に新しくできたフレンチレストラン「ラ・トゥール」(塔という意味です)にランチを食べに行きました。母校に来てうれしそうな彼。こんな歴史的な建物がある母校はうらやましいですね。私達の母校の建物はもうないし。時計台の下は「ここは昔は事務所やった。」のだそうですがきれいに改装されて居心地のよい空間です。昭和初期の建物で天井が高く、広々とした、風格のある建物をいかした素敵なレストランでした。偶然ですが 島津政子さんもつい最近ここで食事されたとのこと。新名所で人気があるのか、私達が行った時も入り口には列ができていました。予約しておいてよかった!
照明もレトロな感じ。サービスもよく 料理もおいしくてリーズナブルでしたが ピアノの生演奏は心配になるほど下手なピアニストで減点。政子さんが行った時はどうでしたか?



友人と別れて私達は恒例の錦小路での買物に。いつ来てもここは観光客で満員です。観光客ねらいで高いという話もあるんですが 山に登った友人は「あこは高こてもええもんがある」と言ってくれました。だいたい買うところは決まっているので 人をかきわけかきわけ 生麩、生湯葉、鯖寿司、漬物など手早く買って車へダッシュ。3時半には帰途につきました。写真は「伊予又」という店の鯖寿司です。私は有名な「いずう」のよりこの店のが好きで実家の母や義母のおみやげもこれです。




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