先日、草を引いているとき
玄関の入口のタイルの上に細長い筒のような物が
うごめいているのに気がつきました。
よく見ると孵化したばかりの揚羽蝶でした。
どこから来たのでしょう?
飛ぼうとしても羽根が開きません。細長いままです。
踏まないようにと思って
そっと近くの鉢に移してあげました。
飛べなければ食べるものを口にいれることもできないし
間もなく死んでしまうだろうと思っていました。
草を引きながら気をつけて見ていたのですが
いつの間にか移してあげたところにいません。
何と近くの蜜柑の葉に移動しているではありませんか。
飛べないけれど必至で僅かづつ動いているのです。
翌日、道を挟んだ前の治療所の玄関近くの側の
花を眺めていたら、その草花に乗っているではありませんか?
しばらく観察していましたが
やはり飛ぶことはできません。
羽根を広げて飛ぼうとするのですが
左の羽根は一部まくれていて
右の羽根は真ん中近くで割れています。
どうやって道を渡ってきたのだろうと思いました。
車にひかれないで良く渡ってこれたと思います。
生きるために必至で食べるものを捜して動いてきたのでしょう。
その後、姿を見ることはありませんでした。
揚羽蝶恃みとなるは己のみ 昌子
左右非対称になってしまった昆虫は飛ぶことができません。
飛べなくなれば食べるものを確保できなくなり
生命を維持することができません。
左右対称の形が天与の姿であり
もっとも効率よく動ける形です。
人間は左右対称の姿、形を少々失ったとしても
つまり変形したとしても動きにくくはなりますが
生きてゆくことはできます。
生きるということは変形することです。
発症する前に健康の時の形
「解剖学的基本の肢位」の形になおしながら
快適人生を歩みましょう。
「しんそう」には左右対称になっているのかを調べる
特許庁に商標登録された検査があり
左右対称に無痛で復す手法があります。
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お読みいただきありがとうございました。
これからも宜しくお願い申し上げます。
変形をなおすしんそう館林木戸