先月は、11匹のTNRを行いました。
だんだん難しい猫が残っています。
休憩所エリアの黒猫は、餌やりさんが「今日こそは捕まえる!」と
意気込んで網を持ってきました。
ただでも警戒してる黒猫に、網をかけましたが
賢い黒猫はすぐに逃げてしまいました。
殺気立った餌やりさんで怖かったのが伝わっているようです。
私たちも怖かった~
網で猫を捕まえるのはとても難しいのです。
餌やりさんに、「もう少し時間をかけてやりましょう。」
といっても、
「もう妊娠してるかもしれない、そんなこといってられない
ケージなんか絶対無理、入るわけがない。」と黒猫の事をとても
心配されていて、思い詰めてしまって精神的にも参っているようです。
とても真面目で責任感の強い方です。
これでは、捕獲できるものも捕獲できないし「黒猫は難しいので
プロの方がいるので頼みましょう。」
ということで納得してもらいました。
私たちはもうちょっとがんばりたかったのですが、、、
ケージでえさをやる練習をすればすこしづつケージに
近づいてくると思われます。
猫にとっては餌をもらい、かわいがってもらっていたのに
今は怖い餌やりさんにさせてしまったようで
餌やりさんにも猫にも申し訳ないです。
その日、黒猫は、餌場に怖くて近づきません。
周囲をぐるぐるまわっています。
たっぷり食べる事ができず、お腹がすいてるようです。
私たちが先に帰ると、岩の影からひょこっとでてきて
いつもしないのに餌をおねだりしてきました。
怖がらせて、お腹すかさせて、これでは黒猫があまりにも
かわいそうだと思いました。
ここ2週間もそんな日々がつづいたのです。反省しました、、、。
まず黒猫に普通に餌をあげて餌場に来るようにしなければいけません。
とりあえず今まで通り、餌をあげてもらうように頼みました。
餌やりさんもいつも通り穏やかになりました。
駐車場エリアに残っているアメリカ猫のきーこちゃん。
いつもの場所で待っていたので、ケージで餌をやりました。
お腹がすいてるので、よく食べますが
ケージにはなかなかはいりません。
入っても大きな猫なので体が半分しかはいりません。
押し込もうかと思ったのですが、もっと中で落ち着いて食べるように
練習がてら見ていると食いしん坊のチャーくんが中で食べだしました。
次にごんぼちゃんが入り食べて出て行きました。
それをみていたきーこは、他の猫に食べられてはならぬ
と入るようになりました。
餌やりさんが来てくださったので、チャレンジしてもらうと
すいすいはいり、押し込んで、捕獲となりました。
ケージでも、キーキーと鳴いています。
このあと、食べ過ぎたのか、ケージでべちゃとしたうんちをしたり
病院でサナダムシを吐いたり
大騒動のきーこでした。車がくさいです、、、(笑)。
次に手つかずの階段に行きます。
3ついっぺんに置きました。捕獲器のトラブルがあったのですが、
半年未満くらいのきじの子猫とオスの黒猫がかかりました。
白斑と三毛の雌猫が見てたのが気がかりです。
そのあと妊娠疑いのシロキジ待ちだったのですが、80歳のおじいさんが
きて裏で缶詰をあげているではないですか~
今日は、もう3匹捕獲したので、あきらめ撤収しました。
妊娠疑いの猫が気になり1匹でも予約があいてないか病院に
問い合わせたのですが、予約が取れず来週捕獲になりました。
でも駐車場は終わりました。思ったより早かったです。
餌やりさんの知り合いのボランティアさんに
「駐車場のTNRは終わったよ。」と報告すると
「あんなにいてたのに!すごい!!」とびっくりしてたようです。
そして寄付してくださった方にもお会いすることができました。
直接お会いできてお礼が言えてよかったです。
あと4~5匹くらいです。もう少しです、がんばろー!