あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
活動報告
猫の日暮らし
リブライフ譲渡会参加しています。
1月 すみれ、かや、せいじ、みやこ、まさこ譲渡
2月 どんぐり 譲渡
3月 シアツシマ 黒豆きなこ 譲渡
ちゃお 保護
4月 太子町 ちゅらTNR 自費
ナツ 譲渡
5月 美空 譲渡
6月 太子町 きじ、さび TNR 自費
事故子猫 保護するも救命できず
7月 ほたる アイアス 譲渡
ビア 戻る ひかる 保護
富田林市 黒子猫保護お手伝い
8月 アメオ譲渡
9月 くみこ保護
10月 ビア、ひかる 譲渡
11月 ひじき 保護
12月
現在保護猫 ひじき、くみこ、ちゃお
たくさんのご縁をありがとうございました。
今年も頑張ります!
南河内ねこの会&講演会 猫イベント 参加
1月 猫ともクラブイン富田林 主催
猫とも 藤井寺 参加
2月 杉本彩さん 講演会
富田林市公益活動イベント ひろとん 参加
3月 猫ともクラブイン富田林 主催
猫とも 藤井寺 参加
大阪ねこの会 定期集会 ゲストねりまねこさん 参加
ペットライフネットさん犬猫茶会 参加
4月 富田林市寺内町 イヌものネコもの雑貨巡り 啓発展 参加
5月 猫ともクラブイン富田林 主催
6月
7月 猫ともクラブイン富田林市 主催
富田林市環境衛生課 訪問
8月 ハッピータビークリニック 猫カフェ訪問
KATZOC主催 石森さん 地域猫活動セミナー 参加
アニマルハーモニー 訪問
9月 猫ともクラブイン富田林市
富田林市 音楽祭 未来とんねる 啓発ブース 参加
アニマルハーモニー 見学
大阪ねこの会 串田議員 勉強会 参加
アニマルハーモニー大阪のつどい 参加
10月 アニマルハーモニーシェルターメディスン勉強会 参加
11月 猫ともクラブイン富田林市 主催
富田林市 市民活動交流会 参加
パナソニック保護犬保護猫譲渡会 参加
12月 ニャンズマーケット10 参加
今年もお世話になりました。
私たちの活動に携わるすべてのみなさまに
心より御礼をお申し上げます。
年末もカレンダーにお菓子やお茶
お寿司までいただきました。
使わなくなったとケージをいただいたり
譲渡の時、寄付金をいただくこともあります。
お手伝いで御礼を頂戴することもあります。
いつも気にかけていただき
ありがとうございます。
2014年より活動を続けてきて
今年が10年目となります。
節目ですね。
だんだん猫活動もフェーズが変わってくるんですね。
活動内容も最初と比べると変わってきました。
身の回りのTNRしかしてないので
子猫の保護は減りました。
いろいろご相談もいただくのですが
ほぼアドバイスのみに徹しています。
基本ご自身でがんばっていただかないと
なかなか問題は解決していかないんですね。
最初は大変に思われると思いますが
まずはご自身でがんばっていただきたい。
私たちにもできることは
誰にでもできると思うんです。
できないことは地域で協力者を増やして
いければいいいですね。
保護する人、TNRする人、搬送できる人
お世話する人、地域の啓発をする人など
できることを地域で協力しあう
それが地域猫活動だと思います。
昨年、猫ともさんのお世話されてる
2匹のお外の猫がおうちの猫になれました。
最初は人懐こい黒猫を誰か飼ってはくれないかと
預かりさんなどを探したんですけど全然見つからず
あきらめてTNRして、寝床なども用意して
地域の方ともコミュニケーションをとって
協力しあって、適切にお世話されていました。
私は無理にどこかのシェルターに保護されるより
このまま外でお世話するのも
ベストではないけれど
ベターな選択だと思っていました。
わたしも保護できないからTNRして
お世話してきました。
キャパが空いたら保護
それの繰り返しです。
保護が間に合わず亡くなる命もあり
つらい活動ではありますが
それが自分のできることなんですよね。
2匹は寒い日も肩を寄せ合って生きていました。
それが近所の方が黒猫が好き、猫初めてで
いずれ猫を飼いたいとおっしゃっておられる方がいて、外でお世話されてる様子を知り
そんな2匹を家の猫にしてくれました。
保護して病院にも連れて行ってくれて
1匹は猫エイズだったのですが
それも受け入れてくれました。
こちらを目指したいです。
いちどにみんな保護することはできません。
まずは繁殖制限、適切なお世話
それを地域の方に知ってもらうこと。
だんだん数が減って
地域の方が猫のこと知ってくれるようになると
外の猫を家に入れてやりたいと
思ってくれるようになるんです。
大人猫やシニア猫、エイズキャリアの猫
なかなか譲渡は進みません。
何十匹もいるシェルターで暮らすのもストレスがあるもので
保護してお世話する人にも大きな負担があります。
保護活動者も歳をとります、病気にもなります。
地域猫活動をすすめ、最後地域の方が家に入れてくれる
これが最適解なのではないかと思います。
結局、自分にできることを
地道にやっていくしかないのです。
コツコツとやっていれば
それをみてくれる人がいる。
協力者が増えていくのですね。
それを一足飛びにSNSなどで募ったり
見捨てられない人に丸投げをするのではなく
地域の方に協力を求める
啓発していくということをやっていかないと
ならないのではないでしょうか。
保護活動が盛んになっていますが
一人の人間が100匹を救うのではなく
一人が1匹を救う人を100人増やしたい。
スーパーボランティアなどはいらないのです。
シェルターがあれば猫問題が
解決されるわけではありません。
このままではシェルターがいくらあっても足りません。
わたしもシェルター管理をしていますが
シェルターの猫が幸せというわけではないです。
保護したら譲渡しないといけないんですね。
去年はどこも譲渡率が落ちています。
保護だけでは解決できないのが猫問題。
わたしは保護は最後の手段と思います。
保護しないでいいように活動したいです。
猫活動はあくまで善意のボランティア
絶対にやらないといけないものではなく
仕事ではない余暇活動なのです。
できないことは無理にしないでいいんです。
というか無理はしてはいけないんです。
猫の数が増えれば増えるほどに大変です。
自分がいなくなれば猫が路頭に迷うような
取り返しのつかないことになるかもしれません。
猫の問題はあちこちで起こっています。
不幸な命を見ると可哀想で胸が痛みますが
一人の人間が全部を助けること
なんてできないんです。
目の前にいる人が救うようにしたいです。
自分だけが頑張ればいいとか譲渡したらいいとか
シェルターがあればとか預かりさんを探すとかも
策ではあるのですが、譲渡はなかなか進まず
またキャパが増えていきます。
もう他力本願や善意だけではどうにもならない
一部の猫ボランティアだけががんばるのは
必ず綻びや歪みがでてきます。
まずは自分の足元から不幸な命を生み出さない
環境を作っていきたいですね。
人と猫が幸せに暮らせる社会にむかって
背伸びはせずにできるだけ楽しく
自分にできることをすることを大切に
猫活動ができたらいいなと思っています。
今年もいい年にしたいです。
よろしくお願いいたします。