永年預かり制度をご存知でしょうか。
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ツキネコ北海道さんが考案された制度です。
商標登録も申請されておられます。
北海道は多頭飼育崩壊が
とても多い印象があります。
外は寒いので家に入れる人が多いんでしょうね。
家に入れたものの不妊手術をしていないから
増えてお世話しきれなくなって崩壊してしまう。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/27/e2d66d2abb1bfcf0e16d01d703eddb06.jpg?1717911712)
「高齢や持病など様々な理由で
猫の飼育をあきらめてしまった方も、
必要な準備をしていただいたうえで、
猫を「飼う」のではなく、「預かる」という形で
また猫と一緒に暮らしていただけるシステムです。」
何かあれば団体が引き取ります。
シェルターで暮らすのではなく
家庭の中で過ごしてほしいと考案されました。
犬や猫は人といて幸せを感じる
コンパニオンアニマルです。
元飼い猫は手厚く可愛がられた分
多頭環境が苦手
シニア猫は終生飼育のできる
飼い主さんを待っている時間が
なかなかなく
シェルターで歳をとっていきます。
シェルターという居場所があるから
里親さんも決まりずらい側面もあります。
若くて綺麗な猫から
幸せになっていくんですよね。
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最近大阪でもシニア猫を保護されている
投稿もよくみられます。
TNR現場に急に人馴れした猫が現れた
高齢者さんが亡くなった、施設に入ることになった
生活困窮で置き去りになっている。
どうしたらいいかという相談も
こういう活動をしていると珍しくありません。
ボランティアが保護をするとよかったと喜ばれ
めでたしめでたしとなるのですが
保護したボランティアは
生涯世話をしないといけません。
すでに多頭なところ
1匹増えるだけでもキャパを圧迫します。
それにそんな相談を受けてたら
また同じような相談が来るんです。
そんな状況でシニア猫が幸せに
暮らせる環境では決してありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/26/d6d09b388e216818e3c6f6a36211f908.jpg?1717911779)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/b9/5409ef9a36a016bb14a77e5989fabcc2.jpg?1717911779)
できたら家族がその後のお世話をするというのが
筋だと思うのですが
アレルギーやペット不可なのでうちでは飼えません
また家族もいない、お金もない
仲介者は関係ないとほぼ丸投げ状態なんですよね。
次に里親探しをしてほしいとお願いするのですが
もう時間がない方が多い。
ボランティアや保護団体に相談すれば
なんとかなると思われてしまっています。
飼い猫は地域猫にはできません。
里親探しは時間がかかります。
飼ってた犬や猫1人では生きていけません。
予測できていたことです。
また最近は愛護センターも自分で
里親探しをするように諭されるようで
ボランティアに相談が来ます。
地域猫活動者の元にも相談が来ます。
引き受けてたらボランティアの崩壊
も危ぶまれます。
シニアの里親探しは正直難しいです。
飼育者や家族の人脈で早めに
里親さんを探しておいてほしいです。
あの人が困ってるなら力になろうと思ってくれる人
1人や2人いるといいですね。
それができない人は
本来飼ってはいけないんですけど
寂しいから犬や猫を飼って増やしてしまい
飼育放棄、野良猫問題、多頭飼育崩壊
などの社会問題となっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/d9/d562997df63d7bac41441bba8496fbda.jpg?1717911791)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/1d/2fe311d5cc97c8a704354e98124a6ce2.jpg?1717911791)
これをどうしたらいいか対策が必要だと思うんです。
まずは最後まで飼育できるか考えて猫を飼うことが大事です。
無理に保護して、その後飼えませんとなるなら
最初から里親を探して欲しいです。
ただ人は何が起こるかは分からない。
若くても事故や病気になることもあります。
家族形態も変わっていきます。
今後必要となる対応策が永年預かり制度と思います。
高齢者さんにはサポートつきで看取れるであろう
シニア猫を飼ってもらいます。
誰もがいつかは高齢者となります。
日本はシニア世代が多く、健康寿命には個人差があり
まだまだ元気な人も多いです。
いつ何があるかは誰にも分かりません。
犬や猫と暮らすこと、お世話することは
生きがいに繋がり健康寿命をのばせます。
しっかり備えて犬や猫と安心して
暮らせる社会を作っていきたいですね。
シニア猫と暮らしたい方おられたら
永年預かり対象の猫を保護してる方と
おつなぎもできます。ご相談ください!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/ea/bfe51b8e3299030e1f5c288fd76b6dd7.jpg?1717911811)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/91/aef3e40671e3d27ac939400565508c6b.jpg?1717911811)
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