猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

9/8神戸どうぶつ弁護団虐待防止シンポジウム参加しました!

2024-09-10 23:33:32 | 猫カフェ、勉強会、ねこの会、譲渡会お出かけ
虐待防止シンポジウム参加してきました。



200名ほどの方がお集まりでした。
動物虐待は恐ろしくて
目を背けたくなるような問題なのですが
見て見ぬふりをしていると
自分の身の回りに起こったり
自分に降りかかってくるかもしれません。

虐待はどこにでも起こりうること。
虐待が起こらない環境作りをしていきたいです。
自分事として関心を持ってもらう
ことも大事と思います。







動物虐待を見つけたら通報をする
もしくは相談をする
ということから始めたいですね。

神戸市獣医師会副会長の佐々井先生が
最寄りの動物病院でも構わないというお話でした。

告発をするには証拠なども必要になってきます。
どうぶつ弁護団さんへの情報提供
HPからお願いします。
animal-dt.org



杉本彩さんの講演では松本市の事件など
の懲罰があまりにも軽かったので
次回の動物愛護管理法改正での
虐待の懲役の厳罰化の署名運動を行っている
というお話がありました。


こういった動物の虐待問題は
動物が可哀想だけではなかなか進まない
人の生活環境が悪化する
人への影響が大きいということを知ってもらって
民意で社会を動かしたいですね。

25年前までは遺棄虐待は
3万円以下の罰金のみだったそうです。

それを思えば近年SNSの普及もあり
虐待の摘発は増えていて
社会的関心が集まっていますが
まだまだ虐待が起こっても通報されなかったり
通報したとしても警察が取り合わなくて
初動捜査が遅れるなどとということが
起こっております。

それに犯人がわからない、遺体がない
動物は喋れない、密室で起こっている
死因がわからないなど検挙が非常に難しい。

そして例え逮捕されたとしても不起訴であったり
松本市や福井県で起こった
繁殖場での虐待殺傷事件でも
軽い罰金刑ですんでしまうんですよね。
まだまだ抑止力とは呼べない状態となっています。

南河内ねこの会でも
2022年に幸村くん遺棄虐待事件が起こり
警察は発見者が一般市民だからと
拾得物扱いにされたので
法律事務所にお勤めの中山議員さんのご協力で
告発をしました。
また2018年にもタウンミーティング中に
段ボール箱に入った猫を
遺棄されたことがあったのですが
それも落とし物といわれ
その場で通報者が弁護士に相談して
遺棄扱いとなりました。

このように事件として扱ってもらうには
専門家の介在が必要となってくるんですよね。
それを担ってくださるのがどうぶつ弁護団さん
そして告発を受理されることは
証拠が揃ってないといけないので難しいんだそう。
証拠固め大事ですね。

どうぶつ弁護団さんの活動が始まって
2年が経ったのですが
告発までいく案件は意外と少ないんだそうです。
最後の質疑応答にぜひ告発だけじゃなく
法廷に立ってほしいというご意見もありました。
しっかり犯罪として立件されて
犯罪の抑止力となってほしいと切に願います。


そのために活動してくださる
どうぶつ弁護団さんの活動費用が
必要なんですよね。
賛助会員を募集されています。

ぜひみんなの力で動物虐待を
なくしていきましょう。

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#相談しよう
#虐待動物は猫が圧倒的に多い
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#地域猫活動が有効と思います
#地域の目で防いでいこう




コメント
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