TNR月間はじまりました。
今回は阿倍野にあるげんき動物病院にはじめてお世話になります。
手術が無料になるのでその分ワクチン接種、メスにはコンベニア
をすることにしました。ワクチンは2200円でした。
外で暮らすのですから、この機会にワクチンをうってあげたいです。
ここの現場、春生まれの子猫が育っているようです。
最近ここの猫のお世話をしはじめた餌やりさんにお願いされました。
10日程前から猫の把握の為、餌付けをしています。
餌やりさんに聞いた話では2〜3匹の猫がごはんを食べにくる
らしいのですが、見ていると8匹ほどいました。
子猫は7匹くらい、多産でした。
どれが母猫なのかよく分かりません。
食べにくる猫はまだ人馴れしている猫、来ない猫は恐がりで
人がいなくなってからでてくるんですね。
他にも餌やりさんがいるから、全員は出て来ないのかもしれませんね。
餌付けをしても来たり来なかったり、まちまちです。
金曜日は全員来るのに、火曜日は誰も来ないなんて日もあります。
その他の餌やりさん、毎日来ないのかもしれません。
唯一の大人、シロキジ、オス これが父親猫みたいです。
子猫、黒猫、オス
捕獲器で鼻をすりむき、血だらけに、、、
痛かったね、ごめんね〜
子猫、シロキジ、オス
よく食べる子
子猫、キジトラ、メス
この子捕獲器のくさりに足が引っかかって心配しました。
診察していただいたところあきらかに骨折ではないようで
様子を見る事にしました。
今夜はお泊まりしてもらいます。
子猫、黒猫、オス、よく鳴く
母猫と同じ目をしています。
成猫、白黒、メス、母猫はこの子でした〜
病院であきらかに出産経験があると教えてもらいました。
こういう情報はとても助かります。
外では体がちいさく見えてまだ子猫かと思いきや
一番人馴れしているのが母猫とは、、、
よくみると体つきがムチムチして少し汚れていて大人の体でした。
外でもすりすりしてきてチュールを欲しがり、人に近づきます。
もともと飼い猫だったのかもしれませんね。
よく7匹の猫を育てたもんです。
鼻水もあったのでしばらくケージで静養してもらいました。
ケージの中ではとても怖がっていました。
あたたかい夜にリリースしました。
保護も視野にいれていたのでウィルスチェックをしてみました。
陰性でした。
子猫、白黒、メス ウィルス陰性
この子も恐がりですが大人しいです。母猫と静養してもらいました。
ここの子みんな大人しくて人間に嫌な目に会った事が
少ないのかもしれません。
昼間、誰もいない市の施設のようなところにいるようです。
関わると、ここの猫にも情がわいてきます。
リリースする時、この子たちは一生外猫なんだろうなぁ
もう保護される事はないんだろうなぁと思ってしまいます。
私たちも本当はこんな寒空にリリースするより
みんな家猫にしたいです。
同じ年頃の黒猫の保護猫がうちにいて、複雑な気分です。
TNRをしていると保護される猫なんてわずかなんだと思います。
子猫ももう半年すぎ、母猫も人なつこそうですが、成猫ですし
ここは餌やりさんもいるし、自力で生きて行ける現場ですので
リリースするほうがいいと思いました。
うちには保護する余裕なんてどこにもありません、、、。
世の中には、もっと保護が必要な猫がいます。
家族みんなで命いっぱい生きていってね。
全部で7匹捕獲したのですが、黒子猫を1匹捕獲できていませんでした。
みんな手術でいない間に捕獲器をしかけたのですが、2日程まったく
姿を見せませんでした。
みんなをリリースしたあとでてきました。どこにいてたの??
黒猫、捕獲しました。メスでした。
これで全員かと思うと、また耳カットなしのキジトラ猫が〜
メスでした。外では大きく見えましたが、これも子猫かな、、、。
2~3匹と思っていたら、全部で9匹いました。
まだいるかもしれません。
これTNRしなかったら春には雌猫5匹から2〜30匹くらいの猫が
確実に産まれます。猫の繁殖力はすごいんです。
そうなると本当に大変です。
餌をあたえるだけではどんどん外で暮らさないといけない猫が
増えていきます。
迷惑行動が増え、猫が嫌われていきます。
周辺の人に嫌われ、猫がなんらかの形で排除されます。
餌やりさん、置き餌はやめましょう〜
そして必ず不妊手術をしましょう。
私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する
「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ
基金から9頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に
心より感謝申し上げます。