空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

ノスタルジア

2011-09-20 21:57:17 | 本の森
コクリコ坂から

スタジオジブリがこの夏公開した映画の原作本。
「コクリコ」、というのはフランス語で「ひなげし」だそうだ。
学園紛争とか、制服の是非を問う、といった題材のこの話を
一体どういう風に映画にしたんだろう。



からくり夢時計』川口雅幸

装丁にひかれて手に取った本。
「スリップファンタジー」だそうだ。
時計、特に昔のアナログ時計の中身の複雑さ
歯車がいくつも関連して動いている様
からくり時計。
時計って好きだ。
目に見えないもの(時)を計っているという不思議さも。

廃れてしまった商店街は、全国各地にあるんだろうなと思う。



昨日見たTVでは、ドイツのかっこう時計の工房が紹介されていた。
世界でその工房だけが、かっこう時計の修理をしているんだとか。
それができるのは、5代続いているからで、古い部品がまだあるからだって。
100年以上まえにつくられた時計がいくつも、修理待ちで並んでた。

物を消費するのも、経済の循環という意味で大切なのかもだけど
物を大切にする、っていうのも、大切なことだよねぇ。

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