箱の中のユートピア
~小さな世界に広がる大きな物語~
これは観に行かないと!
と強く思ったのはなぜだろう。
このフレーズはいったいどこから来たんだろうな。
探したら、「ジョセフ・コーネル」という人物に行き当たった。
きっとここからインスピレーションを得て、
作家さんにその世界観を伝えての企画展なんだと思う。
いろんな「箱の中の世界」が繰り広げられていて…
楽しすぎる。
作家さんの頭の中もおもしろすぎる。
フライヤになっていた時計アレンジのものに
食い入るように見入っていたら、
weekendbooksの店主さんがショップカードを手渡してくれた。
柱時計のガワを利用してドライフラワーを閉じ込めたものも
とても素敵だった。
こんなのをおしゃれに飾ることのできる、
シックな装いが似合う家だったらなぁ、と思ったけれど
本当に取り入れたいと思うのなら
自分で変えていけばいいんだよ!とも思った。
ちょっと後ろ向きすぎはしないかジブン。
作家さんというのはひとつひとつ、こうしたらどうだろう、
こっちのほうがいいかな…と
それぞれがあれこれ考えて、
これで出来上がり! の最終決定も自分で出してるんだね。
(終わり! が決められなくていつまでもいじってしまう私なので
この決断ができる人っていうのがすごいなって思ってしまう。)
じーっと、じっくり目に見ていたんだと思うけれども
作家さんにもお声がけいただいてしばしお話。
最近、考えてばかりいないで、試してみてもいいんじゃないの?
ということがいろいろ多くて
そんな時に若い作家さんや、小さなカフェの店主さんや
街の小さな古書店の店主さんとか
ちょっとだけお話しする人たちから
背中を押してもらうような、
ピンポイントで光を当ててもらうような
小さなキラキラを手渡されるような気持になることがあるのは
結構無愛想な私でも、
話しかけたくなるような何かがあるのかもしれないなと
思ったりもする。
疲れてるな、私。
たぶん。
その箱の中に閉じ込めた世界は観る人のイメージで大きく膨らみますね~。ネットで見たら本もなかなか面白そうですね。
小さな箱、私っも子供の頃から好きでした。
小さな空間に納まりきらないくらいの世界が詰まっているように感じました。
本も探してくださったんですね。
ひとつのことから派生していくことが仕方のないこの頃です♪