空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『ネコといっしょにいるだけで』

2014-12-09 22:08:28 | 本の森
『猫といっしょにいるだけで』森下典子 を読む。

「デキゴトロジー」の取材記者として活躍した著者。
スランプで切羽詰まる50代、独身、母と二人暮らし。
「しあわせをください」と神社でつぶやいた翌日、
庭の切り株の根本に彼らが・・・。

猫は飼わない! というお母さんが奔走する姿も、
家では飼えないんだけど、と每日様子を見に来る知人も
愛着がわいてしまって、
でもどうしよう・・・と逡巡する気持ちも想像がつく。


この本を読んでいたら、美容師さんに
「何の本ですか?」
と聞かれた。
何の本、と言われて答えに窮して
「ネコの本」
と。

「うちの母もね、最近ネコの本を買ってきたんです。
うちの庭先でノラさんが産んじゃったらしいんです。
お母さんがあちこち奔走してる本らしです。」
とな。
きっと同じ本ですね、と笑いあいました。

なんとなく、つながっている。

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