空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『高野山に伝わる お月さまの瞑想法』

2019-08-20 21:46:35 | 本の森
『高野山に伝わる お月さまの瞑想法』吉田明乎 を読む。


弘法大師・空海が真言密教の修禅の地として開いた山岳霊場である高野山。
高野山真言宗の総本山、金剛峯寺。
真言宗の座禅は「阿字観(あじかん)」。
(簡単に言うと梵字の「阿」の「字」を「観」ながら瞑想する方法)

満月瞑想は「月輪観(がちりんかん)」。
(輝く満月をイメージして、どんどん意識を広げて宇宙まで拡大して
森羅万象との一体感を味わう瞑想法)

そんなことがわかりやすく説明されたのちに
瞑想の仕方が載っている本です。

この月輪観の、意識を広げていくというイメージの仕方が
とてもYogaと似ているなと(個人的に)思ったのでした。
一点に集中するタイプの瞑想のほうがポピュラーなのかな。
比較的よくみる気がする。

宗教にのめりこんでいくタイプの本ではなく
情報過多な現代社会において、どのようにリラックスするか、
という観点だと思うので
(しかも、「これをやれ、あれをやれ」という指図系でもない(笑))
穏やかに入門するにはいい感じです。


月、好きだし♬

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 190727 夏の初め 足利 | トップ | 190817 夏の終わり 山梨 »

コメントを投稿

本の森」カテゴリの最新記事