『高野山に伝わる お月さまの瞑想法』吉田明乎 を読む。
弘法大師・空海が真言密教の修禅の地として開いた山岳霊場である高野山。
高野山真言宗の総本山、金剛峯寺。
真言宗の座禅は「阿字観(あじかん)」。
(簡単に言うと梵字の「阿」の「字」を「観」ながら瞑想する方法)
満月瞑想は「月輪観(がちりんかん)」。
(輝く満月をイメージして、どんどん意識を広げて宇宙まで拡大して
森羅万象との一体感を味わう瞑想法)
そんなことがわかりやすく説明されたのちに
瞑想の仕方が載っている本です。
この月輪観の、意識を広げていくというイメージの仕方が
とてもYogaと似ているなと(個人的に)思ったのでした。
一点に集中するタイプの瞑想のほうがポピュラーなのかな。
比較的よくみる気がする。
宗教にのめりこんでいくタイプの本ではなく
情報過多な現代社会において、どのようにリラックスするか、
という観点だと思うので
(しかも、「これをやれ、あれをやれ」という指図系でもない(笑))
穏やかに入門するにはいい感じです。
月、好きだし♬
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