クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

鳩よ!

2020年10月19日 | ちっちゃいおっさん

えぇ

皆さん

逞しくも痛々しい記憶をひとつ


私、小学校3年生から4年生の頃、北海道の実家で鳩を10羽くらい飼っていたんですよ。


で、この鳩、何処から仕入れたかと言うと、東京は新宿御苑、靖国神社、明治神宮でなんですよ。


小学校3年生の冬休み。母は私と幼稚園児の弟ふたりを連れて、なんと室蘭から函館、青函連絡船で青森、その後は寝台列車やらを乗り継いで実家の熊本に里帰りをしました。それだけでも随分逞しい母でした。






熊本で正月を過ごした後、今度は実弟が住んでる大阪で宿泊、そしてこれまた実弟のいる東京で宿泊しながらの北上ツアー。宿泊費を完全に浮かす寸法です。


往復の旅程は3週間はありましたね。お調子者の小さいふたりの男の子を連れて母も大したもんです。


さて、鳩の話に戻ります。


私たちは東京の叔父のガイドで東京観光をするわけですが、これが子供にはつまらないわけですよ。 


ただ、何処に行っても沢山の鳩がいるではありませんか!室蘭じゃあ見たことのない鳩の大群!そこら中、


鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩烏鳩鳩鳩鳩鳩烏鳩烏鳩烏鳩烏鳩烏烏鳩

なんですよ。


鳩の大群に興奮の我が弟。




鳩を持って帰りたいとダダを捏ねまくり。


新宿御苑や靖国神社の鳩をどうやって北海道まで夜行列車で持って帰るの?


弟に甘い母は私に鳩の捕獲を命じ、実弟にダンボールを用意させ、衆人観光客構わず鳩鳩鳩を鷲掴み。


多分、それは東京都の条例違反だと思うんですよ。


その後は上野発の夜行列車に鳩ダンボールを詰め込み、青函連絡船で怪しまれながらも、逞しくも痛々しくも、鳩サブレならぬ生鳩を北海道まで無理やり運んだのでした。




我が母


まあ、我が子が可愛いのは分かりますが、なんだかなぁ。


もう50年前のことです。



写真は本編と全く関係のないバイ貝とワインの組み合わせ。