『都電の時代』という本から描かせて頂きました、
昭和44年10月、東京駅前の都電です。
地下ホームの建設中だったようで、その完成は3年後の
昭和47年7月。
その頃まで28系統は残ってはいたものの、日本橋まで
短縮され、東京駅前から都電の姿はなくなっており・・
まさに”都電の時代”は過去のもの・・・
28系統も昭和47年11月には全廃されてしまいました。
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結果的に東京は路面電車廃止が性急すぎたように思います。CO2削減を真剣にやるならば路面電車は大きな武器になるのに悔やまれます。東京の地下鉄は便利ですが地上まで遠い路線は余程のことがないと田舎者は敬遠してしまいます。興味本位で永田町とか大手町とかわざわざ面倒なルートを使ってみますが急ぎなら確実にパスします。湾岸地区とか廃止になったに貨物線用地とか転用出来そうですが、おそらくやらないでしょう。
'90年代に、都市博がらみで晴海辺りに路面電車を
走らせる・・・みたいな事を聞いたような覚えが
ありますが、青島都知事の鶴の一声で都市博は中止
となり、結局実現せずで残念に思ったものです。
我が地元の豊島区も独自にLRTをと、長らく区長が
言われていましたが、そちらも実現せずで・・・
宇都宮のLRTが成功したとしても、やはり東京では
期待出来ないでしょうねぇ。