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地域振興のために

2009-03-01 | 思うこと
不況になるとあちこちで再開発の話が出てきます。
きれいにすればよそから人が来る、そんな夢に縋りたくなるのも分かりますが、街は歴史を持っていて歴史の中にこそ魅力があります。
整備すべきなのは訪れる人の使いやすいトイレや休憩できる場所、駐車場ぐらいなのでしょう。

種差海岸でガイドボランティアの会を運営している人によると、市は無駄なところにお金をつぎ込むとのことです。
毎年、外来植物の駆除やごみ拾いなど大勢のボランティアが種差海岸を守ろうと努力しています。
予算措置が無理でも広報などでの協力はもっと出来ないものだろうかと感じます。
実際に観光客と生で触れ合っている人の意見には真実の姿があります。


イタリアの有名な広場にマックが出店計画を出したとき反対運動が湧き上がりました。
自分たちの街や歴史や文化を守るために。
地域を愛することは、文化や歴史を積極的に守り、地元の経済のために地場産品の消費に勤めることです。
安い外国産、中央資本のチェーン店を大事にしてしまってはお金はよそに逃げていくばかりです。

資本主義の罪は、人々を盲目にさせてしまうことかもしれません。
気づかない間に自分たちの住むところが苦しくなるような行動をとっている。
そしてまた中央資本が来ることを喜んでいる。

経済を守るとは、幸せを守るとは、自分達でしなければいけないことはたくさんあります。
目を向ければ見えてくる普通のことです。
もっと足元にあるものに気が付いてもらいたいと願っています。