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八戸市縄文学習館

2009-10-21 | 青森文化芸術
八戸市長選に向けての報道が多くなってきました。
青森県南では八戸は地域の先頭を行く町です。
八戸市民ではなくても市政の方向性は気になるところです。

「ハコ物」是か非か争点の一つに/八戸市長選
このニュースを読んで、なぜ必要性の低いものから造っているのかが疑問でした。
八戸市民と産業のためには、未着手の事業こそ先に造るべきではなかったのか。
後から維持費などで大変なのではないだろうかと心配になってしまいます。
着手済みの案件は余裕のある時にでも遅くはなかったのだと思います。


縄文時代の土器が大好きなので、是川にある縄文学習館はよく行きます。
いつも入館者は少なくて、縄文土器を眺めていると当時の人の美意識に静かに思いを馳せる事ができる素晴らしい場所です。
縄文土器に表されている波型文は、何を表現しているのでしょうか。
私には海洋民として生きていた縄文の人の、海を表す造形の様に思えます。
東南アジア一帯で見つかっている縄文土器は、海を越えてやって来た縄文人の海への思いなのかもしれません。

是川遺跡は建築中の「是川縄文館」(仮称)の下にもあります。
遺物をつぶして建てる箱物には憤りを感じます。
一度壊したら元には戻らない、そんな大切なものを感じる感性はないのでしょうか。

八戸市縄文学習館