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今 海で起こっていること

2009-10-29 | 青森
秋は海産物のおいしい季節です。
そろそろおいしい鯖やイナダも揚がっているのではないかと思い、八食センターを覘きに行ってみたのですが鯖などは少なく、ふと思い出したのがこちらのブログです。

越前クラゲと格闘する日の出丸・・その1  鯖の味噌煮とバスケのコーチ
エチゼンクラゲのニュースは少なくなっているので、それ程大変なのだとはこのプログを見るまで知りませんでした。
漁の現場では今もクラゲとの戦いは続いています。
重労働で漁獲高も上がらなければ漁業者は辛いでしょう。
今の季節は鯖は脂がのって水揚げも多いはずなのです。

何か応援できることはないだろうか、と考えたのが早めにお歳暮を贈ることでした。
お世話になった方に、地場物のイナダや鮭、筋子などを詰め合わせてクール便で送ってみました。
ささやかですが少しでも消費量が上がれば、そんな気持ちからでしたが、送り先からは大変な好評をいただきました。
とにかく美味しい、と。

ここで毎日のように食べていると気付くこともありませんが、北の海の新鮮な魚は、それが食べられない地域ではとても贅沢な食べ物です。
喜んでもらえて嬉しい。でもそれだけではないお歳暮になりました。





七戸の喫茶らあく 再び

2009-10-29 | 思うこと
また食べに行ったわけではないのですが、ゲーム喫茶がミシュランの星を手にするまでの軌跡(笑)のブログを読んでいてこのページに書いてあることがすごくいいな、と思ったので。
商売として考えるなら全く違う考え方や戦略になるのですが、まず初めに自分の思いや美意識があって、それを元に組み立てている。
周りの大多数の考え方に引き摺られないで頑張っている、そんな生き方は素敵だなと。



先日行った土蔵のアトリエの画家、常田健も中央画壇の考え方と合わずに故郷に戻ってきた人でした。
土蔵で説明をしてくれた地元ボランティアの方は
「なんだかとてもカッコいい人でした」
と話していました。
農業を営みながら土蔵に入り浸って好きな絵を描く人生というのは憧れです。
現実的な部分では家族の支えがあったのでしょうが、そんな生き方を応援するのもまた楽しいことです。

力士や役者にタニマチが付くのも、自分にはできない素晴らしい生き方を応援する楽しみを知っているからではないでしょうか。
贔屓というのも同じですね。
人間には人の成長を見守ったり、人の役に立つことを快と感じる本能があるのかもしれません。
そして人を応援する気持ちが文化や芸術を育てているのでしょう。