以前から行ってみたかったのですが、開館日が少なくてなかなか観る事のできなかった土蔵のアトリエ。
青森市浪岡町にあります。
11月になると開館日がわずかになってしまうので無理やり時間を作って行ってきました。
美術館は小さいながらも多くの絵が展示されています。
ここでは人と絵を隔てるガラスがありません。
顔を近づけてキャンバスに盛られた絵の具の質感までじっくりと鑑賞することができます。
生で観る、しかもガラスなしですから圧倒的な迫力です。
もっと圧巻なのは生前実際に使っていた土蔵の中です。
身の回りの品々がそのまま残されていて、主が今にも帰ってくるような感覚に陥ります。
売るための絵は生涯にほんの数点のみで、描かれた作品はほとんどがここにあるそうです。
「ものほしげな、絵。つまり、こういう手法でこう描けば、ひとから誉められるって。私はそういうの、イヤになっちまって。ひとの評価を気にして、ひとの評価どおりのもの描くってのは、妙なもんだ。そういうのには自分自身が、何もないんだ。」(常田健 「月刊 ダヴィンチ」1999年9月号より メディアファクトリー刊)
そんな人間性が人を惹きつけるのか、土蔵の美術館は大勢のボランティアに支えられています。
絵も然る事乍ら、亡くなった後も人と人との繋がりを作り続けている。
憧れの生き方です。
最大の作品は常田健という生き方を描いたことなのでしょうか。
美術館と土蔵を結ぶ道。
美術館の横には未来の芸術家の作品も展示してありました。
開館日などはこちらを参照に。
常田健 土蔵のアトリエ美術館
青森市浪岡町にあります。
11月になると開館日がわずかになってしまうので無理やり時間を作って行ってきました。
美術館は小さいながらも多くの絵が展示されています。
ここでは人と絵を隔てるガラスがありません。
顔を近づけてキャンバスに盛られた絵の具の質感までじっくりと鑑賞することができます。
生で観る、しかもガラスなしですから圧倒的な迫力です。
もっと圧巻なのは生前実際に使っていた土蔵の中です。
身の回りの品々がそのまま残されていて、主が今にも帰ってくるような感覚に陥ります。
売るための絵は生涯にほんの数点のみで、描かれた作品はほとんどがここにあるそうです。
「ものほしげな、絵。つまり、こういう手法でこう描けば、ひとから誉められるって。私はそういうの、イヤになっちまって。ひとの評価を気にして、ひとの評価どおりのもの描くってのは、妙なもんだ。そういうのには自分自身が、何もないんだ。」(常田健 「月刊 ダヴィンチ」1999年9月号より メディアファクトリー刊)
そんな人間性が人を惹きつけるのか、土蔵の美術館は大勢のボランティアに支えられています。
絵も然る事乍ら、亡くなった後も人と人との繋がりを作り続けている。
憧れの生き方です。
最大の作品は常田健という生き方を描いたことなのでしょうか。
美術館と土蔵を結ぶ道。
美術館の横には未来の芸術家の作品も展示してありました。
開館日などはこちらを参照に。
常田健 土蔵のアトリエ美術館