毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
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子どもの時間

2009-09-21 | 登校拒否について
私が小さい頃は子どもの娯楽などほとんど無く、子供同士で遊ぶことが唯一の娯楽でした。
学校はつまらない場所でしたが、休み時間に校庭で遊びたいがために学校に行っていた様に思います。
仲が良いとか悪いとかそんなことよりも、楽しい遊びに加われることが何より大切でした。
僅か10分の休み時間を利用して、鬼ごっこ、縄跳び、ゴム段、ドッジボールなどなどたくさんの遊びをしていました。
私も内気な子どもでしたが、遊べることが楽しくて周りと関わりを持つようになって行ったのだと思います。

現在では子どもは消費者として育てられています。
6ポケットの子どもも多く、子供向けのコマーシャルは子どもの欲求を刺激するようになっています。
マーケティング上はお小遣いという名の不労所得で消費をする存在として捉えられていて、子供向けの商品やサービスは充実していますが、お金を支払うことで子供の欲求を満足させることができるのなら社会への適応力を伸ばす圧力はなくなってしまいます。

次世代を造ることは次の世の中の有様を創ることとイコールです。
消費者としての立場しか持たない次世代はどのような世の中を作り出すのでしょうか。








七戸 街中の味

2009-09-20 | 美味しいお店
上の写真は以前にも書いた杉屋敷 奥山のおまかせランチです。いつも違うメニューなので何が出てくるのか楽しみです。

七戸に遊びに行くと何処で食べるのか困ることが多かったのですが、地元の方がおいしいと勧めるラーメン店がありました。
店名は「ラーメン徳」なのだそうですが、「高山ラーメン」と言った方が分かり易いようです。
何度か探しに行ってやっと見つけたのですが、暖簾が出ていないと一般住宅と変わらない店構えのためでした。

チャーシューメン、ラーメン、塩ラーメンだけのシンプルなメニューで、ラーメンを頼んだ息子は大絶賛でした。私もシンプルなラーメンが大好きです。
味は津軽ラーメンと八戸ラーメンの中間です。地理と味は深い関係があるのかもしれません。






住所   七戸町七戸303
TEL    0176-62-5210
営業時間  昼11:30~14:00 夜16:00~19:00
定休日  水曜


子どもの持つ力

2009-09-19 | 登校拒否について
子どもの頃、毎日糠床を掻き混ぜるのが私の仕事のひとつでした。
泥遊びのような楽しいお手伝いでしたが、大変なのは冬になると手の甲がひび割れて塩分が沁みて痛かったことです。
暖かい時期は一生懸命していましたが、だんだん寒くなってくると少しずつ苦痛になってきます。
それでも我慢していましたが、ある時母に今日はしたくないと言ったことがあります。
「どうして」と聞く母に痛いからと手を見せると黙って代わってくれました。
一週間ほど手には薬を塗り、ひび割れも治ってからはまた私の仕事に戻っていきました。

今の子どもはひび割れにならないようです。
栄養状態が良いからなのでしょうか。
もっと不思議なのは寒い冬でも薄着で平気な事です。
雪で凍った道でも夏用の運動靴で滑って転ばずに走っています。

青森生まれの子どもにとっては普通の事なのかもしれませんが、毎日の生活の中で子どもが身に付ける事はたくさんあるのだと感じます。
不登校についての教育相談をしながら、ふとそんなことを考えていました。



木を植えるより

2009-09-18 | 環境
木材を得るための杉林は管理がなされなければ良質の木材を生み出しません。
真直ぐに健康に育つ杉林は見ていて気持ちの良いものですが、杉林は植林からずっと人間による手入れが必要です。
40年程経った建材として利用できる杉林では、その間生み出された木材の8割が間伐材や枝打ち材として捨てられています。
そして現在では建材用木材価格も下落しつつあり、間伐材の廃棄費用が出せないために山林は荒れ果てています。

日本の山や森を守るためには、地域の国産材を使って家を建てるとともに間伐材の有効利用で経済活動に乗せる事が必要です。
マイ箸が普及していますが、木を使わないことより国産間伐材を使った割り箸の使用がより日本の山を守る事になりますし、エネルギー源として利用することも大切です。
環境のために植林をする企業は、梱包材などにもっと木材製品を取り入れる方向に力を入れないのでしょうか。
木の文化は日本の伝統でもあるのです。


七戸 街中探訪

2009-09-17 | 名所 旧跡
新幹線駅開業が来年に迫っている七戸町。
駅名が 「七戸 十和田」に決まったようです。
新駅は現在外観が見えるところまで工事が進んでいます。



七戸は南部氏の城跡があり、古くから続く町並みはとても魅力ある素晴らしい町です。
地方において開発といえば古いものを壊して新しくする事とイコールになりがちですが、古さの中にこそ他には真似のできない美しさが確かにあります。
素朴なイメージで建てられている田舎家風店舗が何所となく居心地の悪いものになるのも、フェイクであることを知らずに感じてしまう人間の感覚故かもしれません。

七戸に多く残る蔵や、作り酒屋など古い建物は七戸の町の宝だと思います。
そして街中にある城跡の公園には季節の山野草が咲いています。
都会に住む者にとっては考えられないほど自然と歴史に恵まれている稀有の町だと思うのです。
整備という名の破壊だけは免れて、今のままの良さを残していけるよう願っています。

 





古くて新しいエネルギー

2009-09-16 | 環境
昨年は灯油高だったので薪ストーブに変えた家庭も多かったようです。
知人の家でも暖炉を新設して、薪集めをしていました。
自分で集めていると暖房費はタダなんだよ、と笑って話していましたが、チェーンソーを使っての作業は大変なようです。

先日あるイベントに行った時、ペレットストーブの紹介ブースがありました。
設置やランニングコストなど色々教えてもらったのですが、現在の灯油とほぼ同じとの事でした。
国内でペレットストーブの利用を推進する政策を打ち出しているのは岩手県と長野県だけですが、冬が長く森の多い青森県でも公共施設での利用を考えてほしいものです。

私も個人的にペレットストーブの購入を考えていますが、問題は燃料の供給についてです。
安定した供給と宅配のサービスは冬場は必要です。
家の近くでの取り扱い業者を探せなかったのですが、ペレット生産量は大きく伸びているので、これからは小売事業者も増えてくると思われます。

日本の木材資源の有効利用によって森林の再生や林業の活性化が可能になるかもしれません。
ほんの数十年前まで重要なエネルギー源だった木材が、今また見直されようとしています。
間伐材は産業廃棄物ではなく、資源のひとつです。


   過去5年間の日本でのペレット生産動向

木質ペレット推進協議会




秋の種差海岸

2009-09-15 | 種差海岸
買ったばかりのカメラが不調で修理に出していました。
やっと戻ってきたので、早速種差海岸へ行ってきました。
ハマギクも咲き初め、秋の彩りに変わりつつあります。

 

 

キク科の花は季節に誠実です。
日照時間で開花期が決まるので、毎年ほぼ同じ日に満開を迎えます。
昨年のハマギクは9月の20日頃が見頃でした。
今年も同じ頃に見頃になりそうです。

今年もたくさん楽しませてくれた種差海岸は、少しずつ冬に向けての準備に入っているようです。
名残の様な秋の花は、植物にとっての一年の終わりに向かって粛々と進む厳かな感覚を持っています。
残り僅かな秋の花を見せてくれる種差海岸は、秋の青空もなぜか深い青に見えます。




アトリエ ジョアン

2009-09-14 | 青森
五戸にあるアトリエ ジョアンは古い着物をリメイクして小物や洋服を作っているお店です。
古い農家を移築した店舗は素敵な佇まいです。

 

店内は布の小物や端切れ、小物用パーツ類が所狭しと並べられ、手芸好きにはたまらない魅力があります。
こちらでは販売の他につり雛やバッチワーク、小物などの教室もあり、作り方を教えてもらえます。
私もこまごましたものが好きなので、一つ一つを手にとって眺めていると本当に飽きません。
楽しい時間を過せました。

 





博打の効用

2009-09-13 | 人間心理
実は博打が好きです。

パチンコに嵌っているとかそういう話ではなく、博打の美学が好きなのです。
博打打ちの憧れは勝っても負けてもポーカーフェイスを貫くことです。
普通なら勝てば相好を崩し、負ければ頭に血が上るものですが、勝っても負けても平常心を持ち続けるのは並大抵なことではありません。
それが出来るのは強い精神力を持った者でないと不可能です。

家族麻雀をしていますが、子供達は初めの内は負けてばかりいます。
泣きながら
「もうやらない」
と言う事もありましたが、今では降りる事(上がり牌をふらない様にする事)も覚えて、それなりの戦果を挙げられるようになりました。

大切なのは麻雀のルールを覚えることではなく、一緒に卓を囲む人に対して気遣いが出来るかや、負けてもくさらないでゲームを続けることが出来るかどうかです。
お金のかからない家庭麻雀ですが、ゲームとしての面白さは充分にあるので子供達は必死に覚えます。
楽しいから続けるという遊びには、人としての成長に大切なものを内包しています。






泣ける映画

2009-09-12 | 思うこと
涙を流すとなぜかすっきりした気持ちになります。
映画に泣ける映画があるのも、そんな人間心理のためなのでしょうか。

最近映画を見る機会が少なくなっています。
テレビ自体を見る機会が減っている事もありますが、映画館で泣くのは恥ずかしい気持ちもあるからです。
やはり泣ける映画は自宅で、準備万端で観た方がいいのかもしれません。

子供の頃「穢れなき悪戯」を観て、涙が止まらなかった記憶があります。
クリスマスシーズンだからの放映だった記憶がありますが、大人になってから観た時にはそれほど泣ける映画ではなく、なぜこれで涙が溢れたのか理解に苦しみました。
その時々の立場によって、涙のツボは違ってくるようです。

今まで見た映画の中で泣ける映画ベスト3は、
ニューシネマパラダイス
キリングフィールド
旅立ちの時

今なら親子ものでしょうか。
久しぶりに泣ける映画を見たくなりました。
泣ける映画のお勧めってありますか ?