昨日、読売新聞の埼玉版で紹介されていた秩父の内田家住宅に行ってきました。
国の重要文化財で2億数千万を掛け解体修復した江戸中期の大規模養蚕農家の建物だとか。
内田家は小田原城の支城の寄居鉢形城の家臣が豊臣秀吉に敗れ、秩父に逃げて帰農して今日に至っているとか。 展示品で興味を持ったのは当主が寺子屋を営んでいたので教育資料が蔵に残っていて、その一部が公開されたことです。 特に紙製の地球儀で紙風船の様に畳めるものです。
最近、欧州製の布張りが西日本で発見されたようです。
外国製を模して紙製にして表記をカタカナにしてありました。
秩父で江戸末期で地球儀、人体絵図と寺子屋のレベル恐るべし。
また同時にペン画の作品も展示もありました。
実際の絵は畳一畳弱で、下書きなしで描いているとか。
子育ても終わった50歳ころから書き始めたと作者の説明です。
ペン画は小学校に書いただけで思い出しながら、大きい作品は1年がかりとか。 銀座で個展もやったとか。 すごいパワーです。
- 以上 -