正直ウイルソンさんにおける当初のシフト99
謎ラケプロモーションの後の限定販売などの
流れに関しては、ちょっと距離をとりつつ
冷ややかに見ていたぐらいなのですが、実際
使ってみるとこれが結構良い意味で尖ってて
面白味のあるラケットだったのでした。
個人的にはエレガントな見た目で癖もない
感じが強い某海外メーカーのラケットとは
対極にある感じというか。
シフト99v1は設計上から少し特殊なところが
あるラケットで、ボレーとスライス系のショット
に関してはとても良いフィーリングも感じたの
ですが、18/20パターンのProの方を選んだから
なのか、ストロークでの一発の威力という意味
では少し物足りなさも。
ボールも持ち上がりにくいし。(※スキル不足)
でそんな時に今年の全豪OPを見ていたら脳裏
に閃きが。
あの片手打ちバックも神なDティエム選手が
付けているのと同じ位置にバランサーを付け
たらもう少しだけストロークで楽にパワーが
出るんではないかと。で早速、約3g程3時9時
の位置に付けてみたのですが、、。
先日の全豪でのDティエム選手を参考に
改造後、ちょっと前までインターハイに出て
た選手とヒッティングをすることに。
パワーアップしたシフト99ならある程度
ついていけるかと思いましたが、結果は
イマイチ。相手の勢いがあるボールについて
いくのが精一杯で余裕なし状態に。
というかなんか改造後のバランスが妙に
合わなくて、昨年使ってどうも合わなかった
ピュアドライブ98同様の扱い難さを感じた
ような気が。
でそんな体たらくだったので、肝心のボール
伸びもプラスになってませんでした。
そのままでは練習にならず申し訳ないので
途中から相手と同じピュアアエロ98に持ち
替えたのですが一球目を打った瞬間、目から
鱗というか、勢いよく飛び出して飛んでいく
し、スピン系のショットもめっちゃ楽なので
こうも全然違うものなのかと。
(ピュアアエロ98は昨年の個人的ベストな
ぐらいに相性が良く感じたラケット)
結果として、今後パワーアップの為にどういう
方向で調整改造をしていったらいいのか
分からない状態に。
今回ガットはマルチとポリっぽい特性のモノの
シンセティックのハイブリなので、これを細い
ポリにしてもそんなに変わるようなことはない
ような。
ということはやっぱりバランサーで加重して
スイングウェイトアップで解決を図るのが
定石になると思うのですが、今回3時9時で
ダメだったのでどうすればいいのかと。
もしかしたら遥か昔のプリンスラケットの
タングステンをウリにしてたのみたいに
2時10時の位置に加重するのもアリかも。
(それか今まで試した事がないパターンで
トップライトのバランスのまま重くする?)
なんか思ったよりシフト99v1はいじるのが
難しい雰囲気で煮詰まってしまった気もする
ので、しばらく他のラケットで頭を冷やして
みるのも良い気がしてきた今日この頃です。
もしかして最初のプレーンなまま使うのが良い系ラケット?