ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

プリンスの2020ツアー95をしばらく使ってみた感想は?

2020-10-05 10:38:37 | テニス

 

 

新しいツアー95、ガットを張替えたりしながら

しばらく使ってみました。

前モデルと比べると思っていた以上にボールの

飛び、抜けが良くなり弾き感が強い気がしたので

最初に張った1.25mmから1.30mmのポリに

張替えました。そうしたら少し落ち着きが出て

自分の好みに近づいた気がします。

 

一つ前のツアー95との違いですが今回からATSが

入った効果なのかボールの飛びが向上し、打感も

マイルドになったようにも感じました。

もしかしたらこれはATS効果だけではなく表面塗装色が

が黒と緑から白に変わった影響もあったり?

 (※グリップテープ然り、白にすると柔らかくなる説!?)

 

眉唾な話は兎も角、そういう意味で少しハードルが

下がったような気もするツアー95ですが、飛びと引き

換えに少しだけボール離れが早くなってしまったような

印象も。

個人的には一つ前のツアー95の方がボール持ちが良く

飛びも鈍かった分、安心してボールを叩ける感じも

あった気もしました。

ただその辺はガットで調整出来る範囲だったようです。

 

 

やはり面サイズが95インチというとちょっと厳しい

イメージもあり、近年は他メーカーさんも含めて存在が

希薄になりつつあるような気がしますが、このプリンス

さんのツアー95は例外的存在で、ボールも良く飛ぶし

スピンもそれなりにかかるという95インチというスペック

とは思えないぐらいとても扱い易いところがあるラケット

だと今回しばらく使ってみて改めて感じました。

 

95インチだと空気抵抗が少なく振り抜きが素晴らしいのは

勿論、やはり打感もダイレクトに感じやすくラケットとの

一体感も強い気がしますし、何よりもそのコントロール性

の高さには改めて惚れました。

ただ今回じっくり使ってみるとダブルスなどで厳しさを

感じてしまう場面も。

 

最近よく使っていた100インチや98インチのラケットより

フェイスサイズが小さいという事で、ネットプレーで微妙

にミスショットが増えてしまったりして。

でもこれは感覚的なものもあるのでもう少し慣れれば

もうちょっと安定するのかもしれません。

 

 

ツアー95はスペックの割にはボールの飛びが良いとはいえ

95インチでボックスフレーム、そしてアシストの少ない

ラケットなので、100インチのラケットほど無条件に

スイートスポットは広くはなく基本的には誤魔化しも

効きにくいラケットでもあります。

やはりネット前での難しいボールの処理なども含め厳しい

相手との試合や守らされるような場面では自分の至らなさ

を実感させられることも。

でも確かにそういう部分もあったりもしましたがアシストが

少なくハードな分、気が抜けないというかいつもよりも

気合いが入って?程良い緊張感でプレーするので、使って

いるとモチベーションが上がる感じもありました。

 

ツアー95はいわゆる黄金スペックなどのラケットと比べれば

スイートスポットも狭くよりプレー時に集中力を要求される

厳しさもありますが、面サイズが小さい分ダイレクト感に

優れ振り抜きが素晴らしく、真でボールを捉えて打った時の

心地よい打感も含め、練習でもこれほど楽しく気持ち良く

ボールが打てるというのは他のメーカーさんのラケットを

見回しても、もうこのようなラケットはとても少なくなって

きてしまってます。

 

最近流行りの97まではあっても95インチ以下のミッドサイズ

のラケットとなると他に残っているのは、ヘッドのプレステ

ミッドとプロ、長さが27.25インチあって使う人を選ぶ

ところもあるウイルソンのウルトラ95、あとはヨネックス

のVコア95、ダンロップのCX200ツアーぐらいでしょうか。

テクニファイバーやブリヂストン(涙)さんあたりも昔は

95インチ以下のを出していたんですけどねぇ。

という事でプリンスさんには面サイズ95インチの火を絶やさ

ないよう、これからもツアーシリーズで95インチの

ラケットを出し続けていただきたいです。

 

大好きなミッドサイズのラケットという事でこのツアー95は

ガット等を色々と試しながらずっと使っていきたいと思います。



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