本日は <三代目店主のつぶやき>なり〜
二年振りに高速道路に乗り数十年振りに友人に逢いに・・・・
年に2度程電話で連絡は取り合っていた。
彼の結婚式の司会を任され、初対面のはずの奥さんと気が合い幾度となく
彼達の新居にお邪魔した。
全く下戸の友人を放置し、奥さんとビール・ポン酒を呑み明かした・・・
酔うと大きな目を細め豪快に笑い旦那の悪口を大声で叫んで目の前に鎮座間してる旦那を
挑発していた(冗談まじりに・・・)
正直で一途な彼女だった・・・・
僕の身体の状態を気遣い彼は彼女の事を知らせてくれなかった・・・
震える彼の声が受話器越しに・・・
1年前に彼女は亡くなっていた。交通事故だった。
せめてもの救いは同乗していた娘さんが助かった事だった。
憔悴しきった彼の話を聴きながら彼女の写真に手を合わしていた・・・・
「また来るよ!今度は彼女の好きなキリン・ラガービール持って!」
やっと笑った彼の顔が僕にはありがたかった。
帰り道・・・何となくこの曲が頭に浮かんだ…彼女の笑顔とともに・・・
小椋佳 街角