いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

認めたくなかったこと

2006年11月08日 | 考える
仕事をバリバリこなして、
通勤中でも本を読んで、
移動中でも音楽を聴いて、
時間は一分一秒も無駄にしないで、
周囲の人には常にやさしく、
仕事もプライベートも充実していて・・・

自分はそういう風に生きていけるのだと、
そう思っていた。

強い人間だと思っていた。

だけど、現実の自分はそんなことはなく、
怠け者だし、時間も無駄にしている。

理想と現実とのギャップがどんどん埋まってゆく。
そうして「自分」というものが
もっと鮮明になってゆく。

そこには「無限の可能性」なんてものはなく、
ただただ、過去自分がしてきたことが積み重なり、
自分がどういう人間なのかが
だんだんと浮き彫りになる。

もう少し行けば、もう、言い訳はできないだろう。
自分自身への評価も下さなければならない年代が
やってくるだろう。

認めたくなかった自分。
それを認めてしまえば、案外楽なものだ。
ただ、そこから先にもまだまだ道がある。
それこそが本当の勝負なのかもしれない。
コメント
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